生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
どんぐり
どんぐりどんぐり
(1988/05)
こうや すすむ
福音館書店
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【最初のぺージ】
ほっかいどうのはる みずならの きが ありました。

出版社より 対象年齢 4才から

かがくのとも傑作集。秋に読みたい科学絵本です。

表紙を見ると、堅苦しくて長い文章の絵本かのような印象を受けますが、全くそうではありません。静かに語りかけるようなわかりやすい文章で、絵も上品で幼児が理解しやすい図柄です。

どんぐりを食べるリスやネズミ。でも、食べるだけでなくて、どんぐりの木の種植えのお手伝いもしています。どこにどうやって埋められたどんぐりだけが発芽するのかがよくわかりました。自然界の摂理を描く良い絵本です。

検索キーワード: 秋の絵本 科学絵本 知識絵本 どんぐり ドングリ
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ジミーとジャネット、ふたりはふたご
ジミーとジャネット、ふたりはふたごジミーとジャネット、ふたりはふたご
(1997/05)
ベバリイ・クリアリー、やまわき ゆりこ
あかね書房
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【最初のぺージ】
ジミーとジャネット。
ふたりは、ふたごなんです。ふたごっていうのは、おとうさんと
おかあさんがおなじで、生まれた日もおなじのきょうだいです。
ジミーはいつでもジャネットとあそべるし、ジャネットはいつで
もジミーとあそべる。年もおなじ四さいで、いっしょの家にくらし
ているんですものね。
でも、ふたりの好きなものは、どうもおなじじゃないみたいなの
です。

出版社より 対象年齢 小学校低学年以上

女の子におすすめの幼年童話。挿絵は「ぐりとぐら」でおなじみのやまわき ゆりこさん。見開きごとにかわいらしいえんぴつ画の挿絵があって、おしゃれで素敵です。

女の子はごっこ遊びが好き。おままごやお人形ごっこで遊びます。男の子は本物が好き。おもちゃのトンカチやくぎはだめで、本物の大人が使っているものがいいのです。子どもの本質をついた作品で、「そうそう!」とうなずきながら読みました。

子育て中のママも楽しめる幼年童話だと思いました!

検索キーワード: 幼年童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
9月0(ゼロ)日大冒険
9月0(ゼロ)日大冒険9月0(ゼロ)日大冒険
(1989/07)
さとう まきこ
偕成社
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【最初のぺージ】
第一章 八月三十一日

きょうは八月三十一日、夏休み最後の日。
まったく、ことしの夏休みくらい、ついてない夏休みはなかったよ。
はんと、最低。最悪。
まず、夏休みにはいってすぐ、ぼくはぜんそくの発作をおこして
寝こんでしまった。
ぜんそくっていうのは、胸のなかでヒューヒュー、音がして、
ふだんの半分も息がすいこめなくなって、すごく苦しいんだ。
ふつうの人にとってはなんでもない、家のなかのほこりとか、
目に見えないダニとかが、発作の原因になることもある。

出版社より 対象年齢 小学上級から

あ〜、おもしろかった!!!息子(当時小4)が大絶賛。私も家事をいつものごとくほったらかして読みふけりました。途中でやめられないほどおもしろかったので、一気に読んでしまいました。

高学年向きの童話(読み物)。夏休みにどこへも遊びにいけなかった小学4年生の3人が、夏休み最後の日に恐竜の時代へタイムスリップするアドベンチャーストーリー。

3人が仲たがいしながらも知恵を出し合って協力し、苦難を乗り越え、大きく成長します。かわいい子には旅をさせよと言いますが、全くその通りだと思いました。

サプライズもあってわくわくし、最後は胸があつくなりました。1日だけの冒険という設定だったので仕方がないのですが、もっと長い冒険が読みたかったです。鉛筆画の挿絵もお話にぴったり合っていて、とてもよかったです。

たくさんの恐竜の名前が出てきますので、図鑑で調べながら読むともっとおもしろいです!こちらがおすすめ。

恐竜 (小学館の図鑑NEO)

検索キーワード: 高学年向け童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
どんぐり かいぎ
どんぐり かいぎ (かがくのとも傑作集)どんぐり かいぎ
(1995/09)
こうや すすむ、片山 健
福音館書店
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【最初のぺージ】
むかし むかし、きたぐにの もりの なかの
おはなしです。
どんぐりのきたちは、あきに なると、
たくさんの どんぐりを おとしていました。
むかし むかしの そのまた むかしから、
まいとし まいとし そうしていました。
もりの どうぶつたちが やってきて、
このどんぐりを うれしそうに たべるのを。
どうして たべられるのが うれしいかっていうとね、
こういうわけなんです。
どうぶつたちは、だいこうぶつの どんぐりを
たくさん たべたあと……

出版社より 対象年齢 4才から

かがくのとも傑作集。どんぐりには一年おきに「なりどし」と「ふなりどし」があり、その理由について作者が考えたお話だそうです。

片山健さんの絵がとってもいいなと思いました。大らかで伸びがあり、想像力をかきたてられます。

このお話を読んで森に行くと、本当にどんぐりの会議が聞こえてくるかもしれません♪心に残る素敵な絵本でした 。

検索キーワード: 秋の絵本 科学絵本 知識絵本
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ドングリとリス
ドングリとリス (花のたね・木の実のちえ)ドングリとリス
(2008/03)
ネイチャープロ編集室、多田 多恵子
偕成社
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【最初のぺージ】
秋のぞうき林です。
足もとには、おち葉にまじって、
ドングリがたくさんおちています。

出版社より 対象年齢 小学初級から

たねを遠くにまくために、植物が知恵をしぼって生きる様子やしくみを、美しい写真で紹介する「花のたね・木の実のちえシリーズ花のたね・木の実のちえシリーズ(全5巻)。

極めて美しい写真です。りすが土の中や落ち葉の下にドングリを隠す様子や、ドングリが発芽する様子を初めて写真で見ました(感動)!りすがとってもかわいらしい〜。

ドングリの中身を縦に割った写真があります。美しい白い実でした。最後の見開きに、どんぐりがズラッと並べられ、個々の名前が書いてありました。図鑑のようで、勉強になりました。

検索キーワード: 秋の絵本
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!
いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!
(2003/09)
山本 悦子、宮本 忠夫
あかね書房
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【最初のぺージ】
一月初め、月曜日の朝のことです。教室に入ってきた晴也は、
自分の背後のまわりに、人が集まっていることに気がつきました。
(何だろう。何かいるのかな。)おそるおそるのぞきこむと、
晴也の席に、見知らぬ女の子がすわっているのです。
「だれ?転校生?」
「何て名前?」
「だれかの妹?」
みんなが口ぐちに聞いても、何も答えません。
こまった顔をするだけです。
今どきめずらしいおかっぱ頭。まん丸な顔に、細い目。
「座敷わらし?」
直樹が、わらいながら言いました。
(一年生かな?)未央が、しゃがみこんでたずねました。
「ねえ、一年生なの?」
体の大きさからいくと、そんな気もします。
でも、その子は、何も答えません。
「じゃあ、二年生?」

出版社より 対象年齢 小学校中学年以上

小学生が夢中になる本―読み聞かせから読書へ(年齢別読み聞かせ)」で小学3年生向きとして薦められていた読み物。

小学生が夢中になる本―読み聞かせから読書へ (年齢別読み聞かせ)

「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という情緒障害のため、学校では一言も口がきけなくなった小学3年生の男の子と、日本語は一つもわからないブラジルからの転校生が、互いに心を通わせていく感動ストーリー。小学校の先生が書いた本というだけあって、現実的で臨場感があります。

息子(当時小4)が「おもしろかった!」と私に教えてくれました。私も最後は、涙が出るほど心動かされました。幼年童話から童話へ移行中の娘(当時小2)にも薦めました。本を開けるなり「字が小さい!」と絶句していましたが、夢中で読んでいました。「すごくおもしろかった!」と教えてくれました。

読書って楽しいし、心の糧になるって本当です。子どもたちも、きっと弱者の気持ちが身にしみてわかったことでしょう。

検索キーワード: 読み物 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
四字熟語カレンダー


来年用の四字熟語カレンダーが届きました。今年の分はトイレに吊るしています。夫に「トイレの四字熟語カレンダー見てる?」と聞くと「たまに」。たまにって、アンタ。子どもたちに聞くと「見てない。」

ショックでぶっ倒れそうでした〜。毎日楽しみに見てるのは私だけ!?またもや自己満足か!?そもそも、子どもたちのために、少しでもことば(漢字)に対する耐性やセンスを養ってやりたいと思い購入したのです。

それでも(涙)、家族が無意識に目にしていることを信じています。無意識の力って、あなどれません。

ところで、この私の(笑)努力のかいあって、二人とも大手進学塾での国語の成績は非常に良いです。前回の公開テストも娘(当時小2)は100点取ってきました。今まで何度も100点を取っています。

残念ながら、算数が悪すぎてどうにもならず、お手上げ状態なのですが、国語の成績がいいのは、今までの家庭教育(主に読み聞かせ)によるところが大きいと自負しています。息子(当時小4)も、国語は群を抜いています。でも、算数が...(涙)。



こちらは、娘が小学1年生の時に購入した楽勉グッズ(↓)。楽しみながら四字熟語のセンスを養ってきました。このような下積みを経て今があります。

にほんごであそぼ 四字熟語かるた

ちびまる子ちゃんの四字熟語教室 ちびまる子ちゃんの四字熟語教室

検索キーワード: カレンダー 四字熟語
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
のんびり転校生事件 (5年3組事件シリーズ)
のんびり転校生事件 (5年3組事件シリーズ)のんびり転校生事件
(5年3組事件シリーズ)

(2009/09)
後藤 竜二、 田畑 精一

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【最初のぺージ】
九月。
始業式の日の朝。
にぎやかな五年三組の教室のすみっこで、
ひとり、柴田鉄二はいじけていた。
(二学期は、がんばるぞ!)
と、いきごんで登校して来たのだが、校長先
生の話を聞いているうちに、気分が悪くなっ
て、たおれてしまったのだ。式の直前、小谷
伝三とはりあって、校庭を五周もしたからに
ちがいない。
(面目まるつぶれ)
保健室からもどってみると、だれもがおし
ゃべりやふざけあいに夢中で、鉄二に声をか
けてくれる人はいなかった。
「だいじょうぶ?」

全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書
日本子どもの本研究会選定図書

斎藤孝の朝読おすすめガイド10+100」で推薦されていた本。小学校高学年向きです。

斎藤孝の朝読おすすめガイド10+100

陰湿ないじめがテーマ。登場人物たちの複雑な家庭環境を背景に、正義や友情について考えさせられる内容です。心理描写が丁寧で、のめり込むようにお話に引きこまれます。

息子(当時小4)はおもしろかったらしく、一気に数時間で読破していました。

検索キーワード: 高学年向き童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
はしれ!チビ電
はしれ!チビ電はしれ!チビ電
(1997/05)
もろはし せいこう
童心社
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【最初のぺージ】
なつやすみの おわりのころ、
ぼくたちは こうえんで ゴロゴロしていた。
「ねえ、ユウキくん なにかして あそぼうよ」
と、また サトシが いった。
「うーん……」ぼくも カズも きのないへんじ。

「おにいちゃーん」
おとうとのモトキが なにか ひっぱってきた。
「どうしたの?それ」
「ごみすてばから もらってきたの。
ねえ これで あそぼ」

出版社より 対象年齢 3歳から

子どもたちがダンボール箱と台車を使って、工夫しながら電車を作り遊ぶお話。娘(当時小2)が「この絵本大好き!!」と言いました。女の子にもおすすめです!

子どもの持つまばゆいばかりの生命力がひしひしと伝わってきます。チビ電が町を走る場面は、すごい躍動感と臨場感。まるで読者も一緒に走っているかのような錯覚を覚えます。最後は子どもたちの友情にホロリ。良い絵本でした。

検索キーワード: のりもの 乗り物 電車 でんしゃ ユウキ ゆうき サトシ さとし
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
旅のくつ屋がやってきた
旅のくつ屋がやってきた旅のくつ屋がやってきた
(2004/10)
小倉 明
アリス館
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【最初のぺージ】
町に小さなホテルがありました。豪華なベッドはないけれど、感じのい
い応対ときれいなシーツ、おいしいパンが評判でした。
値段も安かったので、この町に商売をしにやってくる行商人のお客でい
つもにぎわっていました。
ある日、旅のくつ屋がやってきました。日にやけた褐色の肌にがっしり
とした体つきで、しらがまじりのかみを見ると、もう五十歳ぐらいにはな
っているようでしたが、身のこなしはやわらかく、旅ぐらしになれている
ように見えました。
カバンの中にはくつの材料一式が入っていて、町角で店を開き、注文に
応じて新しくくつを作ったり、直しもする仕事でした。

出版社より 対象年齢 小学校中学年から

小学校中学年以上のお子様におすすめの童話。

トレモスのパン屋」が非常に気に入ったので、同じ作者の作品が読みたくなりました。

くつ屋の正体をめぐって、命がけの緊迫したストーリーが繰り広げられます。息子(当時小4)より先に読んでしまいました。それほどぶあつくなかったので、一気に読みました。大人も楽しめる上質の児童文学だと思いました。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬
地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬
(2009/07/16)
大塚 敦子
講談社
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【最初のぺージ】
ここでサッカーができたらなあ。
男の子たちは、
青々と広がる原っぱをながめながら、
ためいきをつきました。
目のまえに、
思いっきりボールをけって、
駆けまわれそうな野原があるのに、
なかに入ることはできないのです。
なぜなのでしょうか?

地雷探知犬の取材に基づく写真絵本。2年にわたる取材だったそうです。決して固い内容ではありません。幼い子にもわかりやすく描かれています。とても心を打つお話です。

地雷が何かを知らず、触っていて手が吹き飛ばされた小学1年生(7歳)のカンボジア人の男の子。この子は何も悪い事をしていないのに、と思うと胸がしめつけられます。その姿はやはり娘(当時小2)には大きなショックだったようです。「かわいそう」と言う前に、こわくて、写真を見たがりませんでした。

世界中に埋まっている地雷は、8000万から1億個。毎年何千人もの人が、地雷や不発弾で傷つき、命を落としているそうです。この本を読むまで「地雷」という言葉を知らなかった娘。心に残る一冊となりました。

検索キーワード: 戦争
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌