生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
読み聞かせの効能
私も子どもたちも絵本が大好きです。生まれてから毎日、寝る前に読み聞かせを続けてきましたので、絵本なしでは眠れないほど、生活の一部になっています。旅行先にも絵本を欠かさず持って行きます。立派な「絵本中毒」ですね。しかも、子どもたちは1冊ではもの足らず、毎日5冊は読まないと満足しません(親は正直しんどいです...トホホ)。

幼児期に、母親や先生からよく読み聞かせなどをしてもらった子どもは、そうでない子どもに比べて言語習得情緒の安定などの点で大きく異なっているという調査結果があるそうです。また、本を好きになるかならないかは、小学校時代までの経験によるところが大きいそうです。

絵本の読み聞かせは、想像力、語い力、表現力、集中力、考える力、注意力、文章理解力、愛情などを育てると言われています。いいことづくめですね。

しかし、私が思う一番の効能は、「心を育てること」だと思っています。子どもが絵本から何かを「感じる」こと。お話に歓喜したり、悲しんだり、驚いたり、こわがったり、楽しんだり、ホッとしたりします。そうした心の動きから感動が生まれ、感動をくり返すことで心が育っていきます。

言語教育に欠かすことのできない大事な「人の話を聞く」技術は後天的なものだそうです。一朝一夕に身につくものではなく、徐々に育てていく力です。育った環境や親子関係が大きく影響します。読み聞かせる親も、心の底から楽しいと思える作品を上手に選んで読み聞かせを楽しみたいですね。二度とこない乳幼児期を絵本で楽しく過ごしましょう!


参考 「えほんのせかい こどものせかい / 松岡 享子
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
くり返しの楽しみを奪わないで!
子どもは、本能的にくり返しが「大好き」で「得意」です。くり返しは、もとをたどれば、赤ちゃんがお母さんのおなかの中で聞いていたトクトクトクという心臓の音に由来するのではないかと思います。

赤ちゃんが生まれれば、お母さんは誰に頼まれるわけでもなく『母親ことば』を使います。「ほ~ら、かわいいね。わんわんだよ。わんわん。」「おっぱいおいしいね~。おいしいね~。」お母さんも本能的に、くり返すことが赤ちゃんの心の成長にいいことを知っているのでしょうね~。

さて、こんな子ども限定のスーパー能力(or 脳力!)を絵本の読み聞かせに利用しない手はありません!

くり返しの大切さを教わったのは、生後6ヶ月から通った七田式幼児教室でした。読み聞かせは、毎日すること。同じ時間帯で行うこと。3~4冊ほど1ヶ月続けて読むことを習い実践していました。1~2歳のうちにたくさん本を読んでやると、大変読書好きの子どもに育つそうです。

今でも、夜寝る前に絵本を楽しむのがすっかり習慣になったわが家。習慣化の秘訣は、やはり毎日始める時間を決めることですね。日本語と英語の絵本は、ストーリー性が高いものと、科学・知識系のもの全部で5冊ほどを選びます。1~2週間は同じ絵本をくり返し読んでいます。

大人から見れば、同じ絵本を毎日続けて2週間も繰り返すのは、正直飽きる作業です。はぁ~、飽きちゃったから今日はやめたい~ッて思うときもあります。ホント。でも、子どもは違います。

子どもにとっては、飽きるどころか、くり返しが重なるたびにお話の内容を正確につかみ、次にどうなるかを予想することができ、その予想する楽しみさえ持つようになるのです。

だから、飽きただろうって、変に気をまわさなくていいのです。子どもの楽しみを奪ってはいけません。歯を食いしばって(笑)何度も何度も同じ絵本をくり返し読んであげてくださいね(涙)。
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読み聞かせのタブー
読み聞かせのタブーをまとめます♪

1. 親が楽しいと思わないものは読まないこと。読み聞かせているうちに、嫌悪感があらわになってしまいます。

2. 子どもの知的・情緒的レベルを超えたものは読まないこと。発達段階に応じた絵本を選びましょう。

3. 読んでいる途中で、子どもに質問や説明をしないこと。知識を増やすことより、物語の世界に入り込むことが大事です。考えるより先に、感じることが大事なのです。

4. 反対に子どもから質問されてもイライラしないこと。子どもの好奇心をへし折ってしまいます。質問には辛抱強く答えてあげましょう。

5. 最後に物語の解釈を押しつけないこと。読みっぱなしでいいのです。物語はただ楽しければよく、理由などいらないということもあるのです。余韻を楽しみましょう。

6. 子どもに絵本を読ませないこと。絵本は大人が読んであげるものです。子どもが自分で読むと、つまってしまったり、読むことに必死になるため想像力も養われません。読み聞かせは、話を集中して聞く力や注意力も育てます。自分で読みたがるのなら、その本は読ませて、別の本は親が読んでやりましょう。

7. 賞に惑わされないこと。受賞した絵本が必ずしも読み聞かせに向く絵本だとは限りません。多くの場合、賞は書かれたものの質に対して与えられるからで、読み聞かせによい本だということではありません。

8. 量と質を混同しないこと。全ての集中力と熱意と愛情を注いで読み聞かせれば、たとえ1冊でも、子どもの心に長く残る大切な時間になるでしょう。

9. ページをめくってすぐには読まないこと。一呼吸おいてから文章を読んでやりましょう。絵を見ないうちから聞いた文は、頭の上を通り過ぎてしまいます。


参考 「えほんのせかい こどものせかい / 松岡 享子
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌