生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
母恋いくらげ
母恋いくらげ母恋いくらげ
(2013/03/08)
柳家 喬太郎、大島 妙子
理論社
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【最初のページ】
海のなかには、
たくさんのいきものたちがくらしている。
そこではまいにち、ないたりわらったり、
いろんなドラマがあるものだ。

出版社より 対象年齢 幼児、小学校初級、小学校中級

赤ちゃんくらげの冒険物語。ハラハラドキドキしました。これは人気の新作落語を絵本化した作品。ですが、あまり落語っぽくなくて読みやすく楽しめました。大島妙子さんの絵も力作で見ごたえがありました。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
みょうがやど
みょうがやど (落語絵本)みょうがやど
(2012/05)
川端 誠
クレヨンハウス
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【最初のページ】
「みょうがをたべすぎると、
ものわすれをする」
といういわれがありますが、
これは昔、お釈迦さまのお弟子に、
槃特というお方がありまして、
こまったことに、この槃特さん、
ものわすれがひどく、
自分の名前さえ、わすれてしまうほど。
そこでお釈迦さまは、
おおきな板に、名前をかいて、
「これを荷のうてあるきなさい」と
槃特さんに、わたしてやりました。

川端誠さんの落語絵本シリーズ川端誠 落語絵本の一冊。「もの忘れ」にまつわるお話。長い絵本でしたが、創意工夫が楽しく、オチも強烈でおもしろい。小5(当時)の娘にもオチがよくわかり、「おもしろかった!」と言っていました。
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
そうべえ ふしぎなりゅうぐうじょう
そうべえ ふしぎなりゅうぐうじょうそうべえ ふしぎなりゅうぐうじょう
(2011/06/09)
田島 征彦
童心社
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【最初のページ】
ぎょうさんの
ひとが
のりこんで
ふねは
でてゆきます。

出版社より 対象年齢 4・5歳~

上方落語「兵庫船」「小倉船」をヒントにした子ども向け落語絵本。娘は『じごくのそうべえ』の大ファン。年長の時、保育所で読んでもらって気に入ったようでした。家で毎日読み込むうちに、最初の10ぺージくらいを覚えてしまい、絵本を開かずにスラスラ暗唱していました。とりわけ、「とざい とうざい」から始まる最初のぺージが好きでした。

じごくのそうべえ

そうべえ ふしぎなりゅうぐうじょう』は、とても色あざやかで、型絵染で描かれたイラストは大迫力。ハチャメチャぶりが愉快で、何度読んでも飽きない一冊となりました。
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
しにがみさん
しにがみさんしにがみさん
(2004/03)
野村 たかあき

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【最初のぺージ】
えどのまちの わかいふうふが、あかちゃんを さずかった。
しかし、たべものをかう おかねにも こまってしまった。
おかねは できたのかい。
できないよ。
わずかばかりの おかねも できないのかい。
あっちこっち、まわったんだよ。
それが、おっとにいうせりふかい。
なにいってんだい。
おかねができないなら
とうふのかどに あたまぶつけて しんじまいな。
・・・。

何というブラックユーモア!最後のオチに絶句してしまいました(笑)。あ~、こわ。落語絵本ですが、娘(当時年長)にもオチが理解できました。

読めば読むほどおもしろいお話です。何とも間の悪い、だらしない主人公が、それ相応の報いを受けるので、「こわい」けれど「それみたことか」ですね。ちょっとキツイかな。

初めて読み聞かせる時は、少し練習が必要です。登場人物に合わせ、声色を変えないと、内容がわかりにくいのです。落語らしい間とテンポで読むといいですね。

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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
落語絵本ベスト3!
小学校高学年で落語の単元があるそうです。小学6年生の国語のつまづきポイントの一つに、古典の勉強とあります。文語調にアレルギーになる子が出てくるそうです。(AERA with Kids 2007年春号より)

そのために「先取り」ではないのですが、息子(小2)がNHK「てれび絵本」のえほん寄席をとても楽しむので、絵本でも文語に触れさせてやりたくて、川端誠さんの落語絵本シリーズを読み聞かせし始めました。

落語には、今の時代失われがちな「人情」があふれ、人の息遣いが伝わってきます。子どもは、想像力をフルに働かせて、お話に聞き入ります。ユーモアや会話力が育つとも言われていますね。

「おやこ寄席」という小学生以上対象のライブも全国各地で開催されていると新聞に載っていました。一度連れて行ってやりたいと思っています。
http://oyako.katsurabunga.net/

さて、川端誠さんの落語絵本シリーズ。全12巻読みました。読み手も、聞き手の集中力をとぎれさせないように、テンポ良くリズミカルに落語っぽく読むように心掛けました。

「おもしろい!」と親子で絶賛したのもあれば、息子には最後のオチに「???」なんてのもありました。わが家のおすすめのベスト3です☆

1 そばせい (日本図書館協会選定図書)

そばせい (落語絵本)

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そばの大食い競争に挑んだ「そば清」こと清さん。ふところに忍ばせた、ある秘策とは……?息子に何回読んでやっても「クッ、クッ!」と吹き出していました。私も見事にだまされました!とんでもない大ドンデン返しに目がテン!話のテンポも軽快で、楽しく繰り返し読めました。


2 たのきゅう

たのきゅう (落語絵本)

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人気役者「たのきゅう」さん。母親の急病に故郷へ急ぐ途中、不気味な老人に出会って……?さすが男の子、こわいものが出てくるのを好みます。長ーいお話で読み手は大変ですが、お話が「おもしろい」と言って気に入っていました。裏表紙もお見逃しなく。洒落がきいていて、思わずほくそ笑んでしまいます。


3 じゅげむ

落語絵本 じゅげむ (落語絵本 (4))

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あのながーい名前「じゅげむじゅげむ……」の秘密がわかるお話。小学3年生の教科書に載っている絵本。「お話を楽しむ」というよりも、「じゅげむじゅげむ……」の暗唱を言えるのがうれしくて、何度も何度も読まされました。

娘(当時年長)も大変気に入った絵本です。落語絵本は、集中力も語い力も上の小学生以上のほうが、より楽しめると思いますが、園児も楽しめた絵本の一冊がこの「じゅげむ」。(↓)こちらも園児さんにおすすめです。

落語絵本―ばけものつかい (落語絵本 (1))

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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
そばせい
そばせい (落語絵本)そばせい
(2004/12)
川端 誠
クレヨンハウス
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【最初のぺージ】
なにごとにも、
「ほどほど」というのがありまして、
「こっちからさきは、よしたほうがいい」
という―。
賭けごとなんかも、
あそびでやっているうちは
いいんでありますが、
これでお金をもうけようとかんがえると
「ほどほど」が、わからなくなり、
身をほろぼすようなことに
なってしまうもんでして……

おもしろい!!川端誠さんの落語絵本シリーズのうちで、私が一番好きな一冊になるかもしれません。小2(当時)の息子も何回読んでやっても「クッ、クッ!」と吹き出します。

私も見事にだまされました!とんでもない大ドンデン返しに目がテン!話のテンポも軽快で、楽しく繰り返し読めました。

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テーマ:絵本
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まんじゅうこわい
落語絵本 まんじゅうこわい (落語絵本 (2))まんじゅうこわい
(1996/03)
川端 誠
クレヨンハウス
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【最初のぺージ】
きょうは、町内のわかいもんの、
えんかいなんですが、どうせひまだからてんで、
はやくから、なかまがあつまりまして、
みんなで、わいわいやりはじめました。
わだいはといいますと、
それぞれに、じぶんのきらいな、いきものを、
いいあおうじゃないか、
ということになりまして、

日本図書館協会選定図書

小学校の高学年で落語の単元があるそうです。そのために先取り、ではないのですが、川端誠さんの落語絵本シリーズは親子で大ファンで、全巻読破しようとがんばっています。

まんじゅうこわい」は、当時年長の娘も楽しめた(意味がわかった)絵本でした。読み聞かせる私も、間やテンポに配慮して、おもしろおかしく読みました。落語独特の粋なオチもすんなり理解できたようで、「ウソばっかり~!」と言っていました。(よかった~!)

検索キーワード: 落語絵本 川端誠 まんじゅう
テーマ:絵本
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じゅげむ
落語絵本 じゅげむ (落語絵本 (4)) じゅげむ
川端 誠 (1998/03)
クレヨンハウス
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【最初のぺージ】
人のなまえといいますものは、
それぞれ親のおもいが
こめられておりまして、
いざつけるときになりますと、
それはいろいろなことを
かんがえるもので、

この家でも、
男の子がうまれまして
……

小学3年生の教科書(東京書籍)に載っている絵本。「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ...」これは、おめでたい、長生きする名前を、と子どもにつけた名前だったんですね。しかも、落語だったとは知りませんでした。言葉の由来(『ごこうのすりきれ』など)を読んでスッキリしました!


(↑)教科書の中身より

長い絵本で、読み聞かせするのは大変なのですが、子どもたちは本当にこの絵本が大好き!毎日この絵本ばかりリクエストしました。娘が「この絵本買って!」と読み聞かせするたび言うので、「お年玉で買おうね^^」と言っております。すっかり親子で「じゅげむ、じゅげむ...」と暗唱しています。

息子は絵本に出てくる「チャンバラ」という言葉を知りませんでした。今は「戦い」とでも言うのでしょうか。説明すると、「へぇ~」と言っていました。絵本で言葉が増えますね。

こんなくだりがあります。「山上憶良のうたに、「銀(しろがね)も金(くがね)も玉もなにせむに まされる宝 子にしかめやも」というのがありまして、ほんとうに、子宝にまさる宝は、ありませんもんで、目にいれても、いたくないんだそうで…」「頭をなでてそだてて、わるい人間になったものは、いないんで、笑い声のする家が、いちばんいいようです。」子への愛情がしっかり伝わってくる絵本です。

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子ども版 声に出して読みたい日本語 5 ややこしや 寿限無 寿限無

こちらにも寿限無があります。充実した言葉遊び絵本です。


検索キーワード: 落語絵本 お正月 めでたい 子の名前 じゅげむ 寿限無
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おにのめん
おにのめん (落語絵本) おにのめん
川端 誠 (2001/03)
クレヨンハウス
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【最初のぺージ】
むかしは、田舎の家の子どもたちは、
「奉公」といって、大きなお店などに
すみこみで、はたらきにでていたもので、
このお春も、親もとをはなれて、
河内屋という荒者問屋で、
はたらいておりました。
しごとは、そうじ、せんたく、子守りなどで、
きょうも赤ん坊をおぶって、
いつものように道具屋のまえに
やってきました。

年末の本屋さんをのぞくと、クリスマス絵本は一掃され、替わりにこの落語絵本シリーズがずらりと並べられていました。お正月は落語絵本が定番なのかしら?特にこの「おにのめん」は場面設定が年末年始。季節の絵本としても活躍しそうです。

さみしくなったら引き出しを開け、お面をながめ母親をしのぶお春に胸キュンです。せつないなぁ~。でも、ホント、このおめんがお母さんそっくりでが笑っちゃいます。

お話も急展開でおもしろく、引きこまれました。最後のオチはちょっとうちの子どもには難しかったかな?目をまんまるくして「???」という感じでした。でも、「来年のことをいうと鬼が笑う」ということわざをこの絵本で覚えました。

検索キーワード: 落語絵本 川端誠
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ばけものつかい
落語絵本―ばけものつかい (落語絵本 (1)) ばけものつかい
川端 誠 (1994/11)
クレヨンハウス
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【最初のぺージ】
ばけものつかい

とある、大きなお店の
ごいんきょさんが、
ほうこう人の久蔵さんをつれて、
古い大きなおやしきに、
ひっこしてきました。
ところがここは、
おばけやしきとうわさのたかい
おやしきだったのです。
ごいんきょさんは、
「おばけがなんだ」と、
いっこうにきにならないようす、
ところが久蔵さんはびくびく。

日本図書館協会選定図書

息子(当時小2)が「てれび絵本」のえほん寄席を楽しみにするようになりました。落語はお話のテンポが速く、オチがあるので、楽しめる年齢は小学生以上でしょうか。年長(当時)の娘には難しいようです。

落語に興味を持った息子のために、川端誠さんの「落語絵本シリーズ」を読み聞かせしています。この「ばけものつかい」は今までで最も娘にも好評だった絵本。娘は「めぐろのさんま」がチンプンカンプンでしたから。

おばけが出てくるのが楽しいのでしょうね。お話の内容もユーモア、メリハリ、くり返しがあって、おもしろい。最後のオチも、本当におかしい。表情がいいんです。裏表紙にも注目!思わず「ガハハ」と笑っちゃいました。

季刊誌「この本読んで!」の公式サイトに、作家の川端誠さん紹介ページがあります。作家のことをもっとよく知ると、その作品がもっと好きになるかも!
http://www.ehondaisuki.jp/002/540.html

検索キーワード: 落語絵本 おばけの絵本 おばけ オバケ 川端誠
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ じごくのそうべえ
田島 征彦 (1978/01)
童心社
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【最初のぺージ】
とざい とうざい。
かるわざしの そうべえ。
いっせいちだいの かるわざでござあい。
こちらの松のえだから、
むこうに見えまする 酒ぐらのやねまで、
みごと わたりおおせますれば、
ごかっさいを。
そうれ。
ペペン ペンペン ペーン

第1回絵本にっぽん賞受賞
全国学校図書館協議会選定「よい絵本」
絵本ナビの配本6~7歳コース

桂米朝・上方落語・地獄八景より。子ども向け落語絵本です。

私の好みとはうらはらに、子どもに非常に受けた絵本でした。娘(当時年長)は保育所で読んでもらってなじみがあったようで、特に気に入っています。娘は読み込むうちに、最初の10ぺージくらいを覚えてしまい、絵本を開かずにスラスラ暗唱します。とりわけ、「とざい とうざい」から始まる最初のぺージが好きみたいです。

すごく感心するのは、この一節。「糸よりほそい声をあげ おおおおい」。「糸よりほそい声ってどんなの?」自分なりに工夫して、いろいろ声色をためし、今では臨場感たっぷりの地獄に鳴り響く「糸よりほそい声」がでます(笑)。

娘は読み聞かせの時も、私にさわらせてくれません。自分が読むと言い張って聞かないのです。「しんどい~!」と言いながらも、最初から最後まで読んで聞かせてくれます。

鬼から「ぶー」とおならが出るシーンにわらいころげていました。鬼のセリフもおもしろいらしく、大声で真似しておりました。関西弁で書かれた文章は、関西弁を話す私にでも難しいですが、何回も読むうちに絶妙な「間」まで会得するかもしれません。

こわいもの見たさなのでしょうか。子どもって、地獄が出てくる絵本に異常に興味を示しませんか?うちには、「公文の子どもとよむ日本の昔ばなしセット」があるのですが、その中でも一番気に入っているのが「えんまさまのしっぱい」。何度も何度も読まされました。今でも思い出したように本棚から出してきては「読んで」とせがまれる一冊なのです。

えんまさまのしっぱい」は文章が長くありません。標準語で書かれているので、幼いお子様へ読みやすいかもしれないですね。

 

検索キーワード: 落語絵本 そうべえ 関西弁 地獄 鬼
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌