生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
おだんごスープ
おだんごスープおだんごスープ
(1997/11)
角野 栄子、市川 里美
偕成社
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【最初のぺージ】
おばあさんが しんだので、おじいさんは
ひとりぽっちに なってしまいました。
おじいさんは なにをするげんきも ありませんでした。
牛乳屋さんがもってきてくれた ミルクをのんで、
かってきたパンを たべて、あとは一日じゅう、
じっと すわっていました。
そうして、なんにちも なんにちも すぎていきました。

全国図書館協会選定絵本

出版社より 対象年齢 5、6才から

おだんごスープ

「静」から「動」へ見事な描写です。くり返しの語り口は、絵本の原点とも言えますね。動物や人とのふれ合いによって、元気になっていくおじいさん。絵も非常に素晴らしく、心あたたまる作品です。

どこを探しても在庫切れ。もう絶版になってしまったのかと思い、出版社に電話すると、問い合わせが多く、増刷が決まったばかりと教えてくれました。ずっと大事にしたい絵本です。

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おこんじょうるり
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(1974/01)
さねとう あきら、
井上洋介
理論社
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【最初のぺージ】
イタコの ばばさまは、この十日ばかり、ねたっきりだ。
イタコというのは、村のために、一年のてんきを うら
なってやったり、まじないをやって、ひとのびょうきを
なおしてやったりする 目がみえねえばばさまのことだ。
(ひとのびょうきを なおしてやる おらが、こんなあり
さまじゃ、おしめえだわ)
と、ばばさまは、はらがたつのと はずかしいのが ごっ
ちゃになって、くさっていた。
ほんとうに、このごろの ばばさまは、としをとりすぎ
たせいか、なにもかも うまくゆかないんだ。
このあいだは、なくしもんが どっちの方角にあるのか
うらなってくれっていわれて、西にあるっていったら、東
の方角からでてきて、あかはじを かいた。
「じいさまが 死んだから、はかを どこにつくったらい
いか うらなってけれ」
と、太郎右衛門のいえでたのんだのに、となりの太郎兵衛
のとこへ のこのこ でかけてって、
「あらら、じいさま いきてるゥ・・・・・・」
と、目をまわして、おおさわぎになったり、やることなす
こと しっぱいだらけだった。

おこんじょうるり

全国学校図書館協議会選定「よい絵本」

長いお話のはずです。高学年向きの「よい絵本」指定なのですから。長い文章ですが、味のある井上洋介さんの絵がそれを忘れさせてくれます。手元に置いておきたい愛すべき絵本になりました。

孤独な魂のふれ合い。情が深い絵本です。最後は涙で声がつまります。いまだに毎回涙ぐんでしまいます。娘(当時年長)も集中してお話に聞き入っていました。

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