生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ねずみの家
ねずみの家ねずみの家
(2001/09)
ルーマー・ ゴッデン
徳間書店
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【最初のぺージ】
むかし、あるところに、ねずみの家がありました。その家は、
おにんぎょうあそびにぴったりの、ちいさくて、かわいらしい
おうちでした。でも、おにんぎょうの家ではなくて、ほんとうに、ね
ずみの家だったのです。
家のそとかべは赤くて、レンガに見えるように、せんがひいてあり
ました。はい色のやねには、かわらの絵がかいてあって、赤いえんと
つが一本たっています。
やねをもちあげて、家の中をのぞくと、げんかんと、居間と、寝室
がありました。どのへやにも、まどがついています。

小学2~3年生におすすめの幼年童話。ゴッデンの作品なら、子どもに読ませたいと思うでしょう。かわいらしいお話なので、女の子向きかと思います。挿絵もとても素敵です。

なお、同じくゴッデンの『ねずみ女房』のほうが有名ですが、私はあまりおもしろいとは思いませんでした。娘(当時小3)は、どちらも「おもしろい」と言っていましたが...

ねずみ女房
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ネズンタはかせの発見
ネズンタはかせの発見ネズンタはかせの発見
(1996/05)
高楼 方子、高畠 純
教育画劇
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【最初のぺージ】
ネズンタはかせは、ハタネズミ村の 村はずれに すんでいる、発明家です。はかせは、『ランプつきトンカチめざまし』の発明家として、よく 知られていました。地下室に しんしつのある ハタネズミたちには、ベルが なると、トンカチがコツンと 頭に あたり、どうじに ランプが パッと ともるというしくみの めざましは、とても よろこばれました。

日本図書館協会選定

小学校2~3年生におすすめの童話。娘も当時3年生で読みました。大きなねずみになりたい博士が、大きくなる薬を発明しようとするストーリー。コミカルで楽しく読めて、「自分は自分そのままでいい」ということを気づかせてくれます。
おもちゃ屋へいったトムテ
おもちゃ屋へいったトムテおもちゃ屋へいったトムテ
(1998/10/20)
エルサ・ベスコフ
ささめや ゆき
福音館書店
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【最初のぺージ】
いなかの小さな白い家に、人のいい、ちょっと年のいったむすめさん
がふたり、住んでいました。
むすめさんたちは、自分たちでつくった人形を町のおもちゃ屋へ売っ
て、くらしをたてていました。ふたりとも手先がたいへんきようでした
ので、つぎつぎとあたらしいアイデアを思いついては、いろんな人形を
つくることができました。
きぬのドレスをまとったうつくしいおひめさまですとか、かわいい赤
ちゃんですとか。それから、船のりに、えんとつそうじ屋さん、バレリ
ーナにピエロ。ほんとうに、どんな人形でもつくることができました。

出版社より 対象年齢 小学低学年から

小学2、3年生におすすめの絵本。親が読み聞かせするには大変長いので、娘(当時小3)に一人で読ませました。やはり小学2、3年生くらいからが妥当だと思います。

床下に住む小人(トムテ)のお話。さすがスウェーデンの巨匠ベスコフらしい重厚で素敵なお話でした。クリスマスにもぴったりです。
でんでら竜がでてきたよ
でんでら竜がでてきたよでんでら竜がでてきたよ
(1995/12)
おの りえん、伊藤 英一
理論社
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【最初のぺージ】
1 るすばん

ありこは、十かいだてのマンションの二かいに、父さんと母さんと、
すんでいます。
でも、こんばんは、父さんと二人きり。
母さんが、ともだちのけっこんしきによばれて、ながさきにいったの
です。けっこんしきがよるなので、母さんは、ながさきにおとまりで、
こんばんはかえってこないのです。
よるの二人のるすばんは、はじめてのことなので、父さんは少し、し
んぱいです。

1996年度 課題図書 小学校低学年の部
出版社より 対象年齢 小学低・中学年向き

小学2~3年生におすすめの童話。表紙の印象から、なんとなくとっつきにくかったこの本。読んでみると、なんてかわいらしいお話なんでしょう!娘(当時小2)も「おもしろい!」と言いながら一気に読みました。

出ん、出らりゅうばあ
出てくるばってん
出ん、でられんけん
出ーて、こんけん
こんこられんけん
こられられんけん
こーん、こん

長崎言葉の不思議なわらべ歌をテーマに、絵から飛び出た竜のお話です。小さい子向けのファンタジー。

何ともかわいらしいのは、女の子の発想。ちびっこ竜とのやり取り。次はどうなるんだろう?とドキドキしながら読みました。あたたかみのある版画も魅力です。

検索キーワード: 童話 ファンタジー
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
マジック・バレリーナ (1) デルフィと魔法のバレエシューズ
マジック・バレリーナ (1) デルフィと魔法のバレエシューズマジック・バレリーナ (1)
デルフィと魔法のバレエシューズ

(2009/12/10)
ダーシー・バッセル
新書館
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【最初のぺージ】
プロローグ

 やわらなか、あわい光につつまれながら、少女はうつむき、両手をかるく前でかまえて立っています。
 一瞬、あたりがしんとすると、音楽のさいしょのしらべがながれはじめました。どこかで、聞いたことがあります。でも、それははるかとおくにある、もうひとつの世界―魔法にみち、心ときめく世界―ではなかったでしょうか。目をとじて気もちをこめれば、だどりつけそう、と少女はいつもおもっていました。きっと、こんどこそ……。
 音楽が体じゅうをかけぬけたとき、少女は両腕を頭の上にさっとあげ、つま先立ちになり、踊りだしました……。

小学2~3年生の女の子におすすめの童話。「マジック・バレリーナ」シリーズマジック・バレリーナは全6巻。元英国ロイヤルバレエ団のプリマ・バレリーナ、ダーシー・バッセルが贈るバレエ・ファンタジー。魔法のバレエシューズをはいた女の子が、魔法の国へ冒険の旅に出ます。

毎巻、バレエの名作が織り込まれています。第1巻は「くるみ割り人形」。ストーリーが複雑でなく、低学年でも簡単に筋を追えて楽しめます。薄い本なので、物語に入り込んでいるうちに、すぐに読めてしまいます。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
火曜日のごちそうはヒキガエル―ヒキガエルとんだ大冒険〈1〉
火曜日のごちそうはヒキガエル―ヒキガエルとんだ大冒険〈1〉 火曜日のごちそうはヒキガエル
―ヒキガエルとんだ大冒険〈1〉

(2008/02)
ラッセル・E. エリクソン
評論社
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【最初のぺージ】
冬の夜でした。地面の上は雪におおわれて、つめたい
風がふいていました。空には星が、ふるようにかが
やいています。そして、地面のずっと下では、ヒキガエル
のきょうだいが、ちょっとした言いあらそいをしていました。
二ひきのきょうだいは、土の中の、いごこちのいい家に
住んでいます。ウォートンがそうじ、モートンが料理を受
けもっていましたが、どちらも、自分の仕事がだいすきで
した。二ひきが言いあらそいをはじめたというのも、モー
トンの料理のうでがよすぎたためなのです。

1983年度課題図書
厚生労働省社会保障審議会推薦

出版社より 対象年齢 小学校中学年~

ヒキガエルとんだ大冒険シリーズ」の第1巻。小学2~3年生におすすめの本。娘は当時小2で読みました。

ハラハラドキドキの連続ですが、誠実で優しい心の主人公に癒されます。ほのぼのとした幸せな気持ちになる作品。おもしろいですよ!

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ワンホットペンギン
ワンホットペンギンワンホットペンギン
(2005/02)
ジェイミー・リックス
文研出版
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【最初のぺージ】
1 魚なんて、大きらい

フェラン・ウィランは、魚なんて、大キライ。
ところが、このことでフェランには、なやみがあった。
フェランのお父さんは漁師で、おじいさんも、ひいおじいさんも、
ひいひいおじいさんも、もっともっとまえのおじいさんも
漁師だったのだ。
まるで、ウィラン一家の家系図の中は魚が泳いでいるようなもの、
とだれもがいう。

全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協会選定図書
全国学校図書館協議会緑陰図書

出版社より 対象年齢 小学校中学年向き

小学2~3年生におすすめの本。字は小さくないので、さらりと読めると思います。娘(当時小2)も一気に読みました。

動物園から逃げ出したペンギンを南極に(?)連れて行くお話。アイルランドや漁師のお話は新鮮でした。ユーモラスで楽しく読めます。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
はんぶんのおんどり
はんぶんのおんどりはんぶんのおんどり
(1996/09)
ジャンヌ ロッシュ=マゾン
瑞雲舎
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【最初のぺージ】
ながいあいだ王さまのへいたいさんだった人が、としをとってから、
じぶんの村にかえってくらしていました。そして、もうしぬのも
まぢかだとわかったとき、ふたりのむすこをよんで、こういいのこし
ました。
「わしがしんだら、ざいさんは、なんでもはんぶんずつ、なかよく
わけておくれ。わずかなざいさんのことで、けっしてけんかなぞ
しないようにな。ソステーヌ、おまえは、としうえだし、ものの
ねうちをみつもるのもうまいんだから、おまえがふたつにわけるが
いい。なんでも、はんぶんにわけて、きめたもののことでは、もう、
もんくをいわないことだ。これは、おまえたちがかわいくていうんだが、
どちらかが、がらくたのひとつもゆずってやるほうが、きょうだいの
なかのわるさを、ひとにみせたり、さいばんにうったえたりするより、
どんなにましだかしれないよ。」

全国学校図書館協議会選定図書

小学2~3年生におすすめの本。娘(当時小2)より私が先に読んではまりました。なんておもしろい!!最初からぐいぐいお話に惹き込まれました。ペローの童話「長靴をはいた猫」を彷彿させるお話でした。堀内誠一さんの絵も見ものです。娘が時おり顔を上げ、「かわいそうだね~」と言いながら、食い入るように読んでいたのが印象的でした。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
犬ロボ、売ります
犬ロボ、売ります犬ロボ、売ります
(2008/04)
レベッカ・ライル
徳間書店
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【最初のぺージ】
新米発明家のトムは、一ぴきの犬をつれて、発明研究所の長い
ろうかを歩いていました。
今日のトムは、がちがちにきんちょうしていて、しゃっくりが
とまらなくなっていました。しゃっくりをするたびに、ヒックヒック
という音が、大きなガラスまどと、灰色の鉄のかべにはさまれた研究所
のろうかに、ひびきわたっています。

小学2~3年生におすすめしたい本。

人間と同じ「心」を持った優しいロボット犬にホロリとします。挿絵も愉快でユーモラス。娘(当時小2)が非常に気に入り、「おもしろいからもう一度読もうっと!」と言って、何度も読んでいました。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
しあわせの子犬たち
しあわせの子犬たちしあわせの子犬たち
(2008/11)
メアリー・ラバット
文研出版
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【最初のぺージ】
1 エルシーの秘密

夏になると、わたしは、毎年おばあちゃんの農場へいく。
いつも夏がくるのが待ち遠しい。おばあちゃんの暮らす農場まで、
長い道のりをドライブしていくと、おばあちゃんが、カエデの木の
下に立って、出むかえてくれるのが見えた。コリー犬のエルシーも、
いっしょにね。おばあちゃんは、わたしやお父さんお母さんを、
抱きしめてくれ、エルシーは、ワンワンほえて、かんげいしてくれる。
みんなでいっしょに、農家の広いキッチンに入っていくと、こうばしいパン
のかおりがただよっている。木の床はピカピカにみがかれて、歩くたびに、
キュ、キュと音が鳴る。

2009年度 課題図書 小学校中学年の部
全国学校図書館協議会選定図書

小学2、3年以上におすすめの本。神秘的な生命の誕生と、子犬たちと人間たちとのふれあいを、主人公の女の子の視点から描いた珠玉の作品です。

主人公の女の子が、一生懸命子犬たちの世話をする様子や、心に傷のある人たちが子犬によって癒されることがあたたかく描かれています。あたかもそこに居合わせたのような臨場感が魅力。感動して涙があふれました。当時小2の娘も読んで、とても気に入っていました。

なお、麻布学園・国語科教諭の中島克治氏の著書「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」のなかで、「中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊」の一冊として推薦されていました。

中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ベンとふしぎな青いびん―ぼくはアスペルガー症候群
ベンとふしぎな青いびん―ぼくはアスペルガー症候群ベンとふしぎな青いびん
―ぼくはアスペルガー症候群

(2003/02)
キャシー・フープマン
あかね書房
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【最初のぺージ】
1 ブラウニング・リーバー先生

「ベン、やめなさい!」
ベンはびくっとした。やめなさいって、なにを?
そのときベンは、足を床からはなして、いすの背もたれによりかかっ
ていた。そこで、ゆっくりと前かがみになって足をおろしてみた。
教室の前の方では、ブラウニング・リーバー先生がまだ顔をしかめて
いる。ということは、先生がおこった理由は別のことだったんだ。
ベンはもっと背すじをぴんとのばして、足をぶらぶらさせないように
した。
だめだ、またちがうみたいだ。先生がこっちに近づいてくる。まゆを
よせて、おこった顔をしている。

出版社より 対象年齢 小学校中学年以上

小学校2~3年生以上におすすめの童話。アスペルガー症候群の少年をめぐる、心あたたまる物語。願いをかなえてくれる不思議な青いびんが物語を盛り上げます。

周りの理解や知識がないばかりに、いつも怒られてばかりで、学校も先生も嫌いになってしまう少年。少年の心の内面や特性が上手く表されていて、アスペルガー症候群に対する理解が深まる内容です。祖母の理解ある言動や支援は見本になります。とまどう家族や教師、友人たちの心の揺れがわが事のように胸に迫りました。

娘(当時小2)が大変気に入った本です。怒られているばかりの子の気持ちがわかったでしょうか。日常では味わえない疑似体験ができる読書が与えてくれるものは大きいです。

検索キーワード: 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!
いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!いっしょに遊ぼ、バーモス ブリンカル!
(2003/09)
山本 悦子、宮本 忠夫
あかね書房
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【最初のぺージ】
一月初め、月曜日の朝のことです。教室に入ってきた晴也は、
自分の背後のまわりに、人が集まっていることに気がつきました。
(何だろう。何かいるのかな。)おそるおそるのぞきこむと、
晴也の席に、見知らぬ女の子がすわっているのです。
「だれ?転校生?」
「何て名前?」
「だれかの妹?」
みんなが口ぐちに聞いても、何も答えません。
こまった顔をするだけです。
今どきめずらしいおかっぱ頭。まん丸な顔に、細い目。
「座敷わらし?」
直樹が、わらいながら言いました。
(一年生かな?)未央が、しゃがみこんでたずねました。
「ねえ、一年生なの?」
体の大きさからいくと、そんな気もします。
でも、その子は、何も答えません。
「じゃあ、二年生?」

出版社より 対象年齢 小学校中学年以上

小学生が夢中になる本―読み聞かせから読書へ(年齢別読み聞かせ)」で小学3年生向きとして薦められていた読み物。

小学生が夢中になる本―読み聞かせから読書へ (年齢別読み聞かせ)

「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という情緒障害のため、学校では一言も口がきけなくなった小学3年生の男の子と、日本語は一つもわからないブラジルからの転校生が、互いに心を通わせていく感動ストーリー。小学校の先生が書いた本というだけあって、現実的で臨場感があります。

息子(当時小4)が「おもしろかった!」と私に教えてくれました。私も最後は、涙が出るほど心動かされました。幼年童話から童話へ移行中の娘(当時小2)にも薦めました。本を開けるなり「字が小さい!」と絶句していましたが、夢中で読んでいました。「すごくおもしろかった!」と教えてくれました。

読書って楽しいし、心の糧になるって本当です。子どもたちも、きっと弱者の気持ちが身にしみてわかったことでしょう。

検索キーワード: 読み物 童話
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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