必ずしも配本された絵本が気に入るとは限りません。「おもしろくない」と思った絵本は読み聞かせるのも苦痛です。いっぽう、配本されない絵本の中にも優れた絵本はたくさんあります。何千冊と読み聞かせしてきた中で、良い本だけを集めました。ゆっくりお楽しみくださいね。
ハリネズミと金貨
ハリネズミと金貨ハリネズミと金貨
(2003/11)
ウラジーミル・オルロフ、
田中 潔

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【最初のぺージ】
森のおくのくさむらに、小さな金貨が落ちていました。
だれかがむかし、おとしたのでしょうか、それとも、
いたずらカラスが町から
はこんできたのでしょうか。
ふるぼけた金貨は、ひさしぶりの雨にあらわれ、
またキラキラひかるようになりました。
それで森の小道をいく、ハリネズミの目にとまったのです。

出版社より 対象年齢 5、6歳から

ハリネズミのおじいさんと動物たちの、思いやりあふれるロシアのお話。親子でとても気に入ったので購入しました。大判で絵も繊細で美しく、心があったか〜くなるお話です。裏表紙もお見逃しなく。素敵なシーンで余韻にひたれます。晩秋に読みたい絵本です。

ハリネズミと金貨

検索キーワード: 秋の絵本、思いやりの心、はりねずみ、ハリネズミ、どうぶつ、動物
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ばばばあちゃんのやきいもたいかい
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さとう わきこ (2000/10)
福音館書店
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【最初のぺージ】
あきも もう おわりだねえ。

「あきも もう おわりだねえ。」で始まるこの絵本。まさしく、秋の終わりに読みたい一冊です。かがくのとも傑作集だけあり、「たき火」を科学した絵本とでも言えましょうか。火の燃え方や、やきいもの作り方の知識など、大人でも「へえ〜!」とつぶやいてしまう内容です。

やきいも大会ですが、さつまいもだけではなく、な〜んでも焼いちゃうところが、さすがのばばばあちゃん。「みかんのやいたのはさいこうにまずい!」に子どもたちが大受けしました。(焼きみかんはおいしいはずなんだけれどね)

最後はクリスマスツリーのようにしてしまう発想もすばらしいと思いました。裏表紙がまたうれしくなっちゃいますね。

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こちらも、かがくのとも傑作集です。これからの季節にピッタリですね。


検索キーワード: 秋の絵本 ばばばあちゃん かがくのとも傑作集 やきいも たきび たき火
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
おちばのしたをのぞいてみたら…
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皆越 ようせい (2000/08)
ポプラ社
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【最初のぺージ】
おちばの したを のぞいてみたら
まるく なった ダンゴムシ。

ふしぎ写真絵本ふしぎ写真絵本シリーズ」の一冊。写真絵本ですが、お話仕立てになっていて、読み聞かせにぴったりの科学絵本シリーズ。文字は太字で大きく、短く易しい文章なので、幼児さんにもぴったりです。

しかし、ホント〜に驚きました!落ち葉の下の世界...スゴイんです(笑)。ダンゴムシにワラジムシ、ミミズ、ヤスデやゲジゲジくらいは想像がつきました。...が、それだけではありません。落ち葉の下は、見たこともない、落ち葉を食べる小さな生き物だ・ら・け!(土壌動物と言うそうです)

背中にモジャモジャの毛が生えたアヤトビムシ。その妙な格好に思わず笑ってしまいます。かたつむりやザリガニ、巻貝の遠い親戚?みたいな不思議な形をしたムシたち。どれも極小ミリ単位の世界。今まで知らずに見過ごしていたなんて、もったいないと思いました。

巻末には絵本に登場した生き物の一覧があります。実際のサイズも示されていて、さながら図鑑としても、役に立ちます。

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目からウロコ!ですよね


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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
まいごのどんぐり
まいごのどんぐり まいごのどんぐり
松成 真理子 (2002/09)
童心社
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【最初のぺージ】
コウくんの おたんじょうび。
ケーキの まんなかに
かざられているのが ぼく。
ばんざいを しているのは、
コウくん。

子どもが気に入った絵本は手に入れることはあっても、自分のために絵本を購入することはあまりありません...でも、この絵本は違いました。この絵本だけは私が本当に手放したくなくて、購入したのです〜。

コウくんという男の子と、宝物のどんぐりの、心温まるふれあいストーリーです。お話の最後のほうは、感動の涙、涙で声がつまりました。
(おばさん、号泣!)まいごのどんぐりの最初から最後まで全てが好きです!(夫にも言ったことがない言葉だ...ハハ)

さて、子どもの反応はと言うと...息子(小2)から質問攻めに合いました。くり返しくり返し読んでやっと意味がわかったようでした。とても深い絵本です。人生経験豊富な大人は、すぐに感動に心震わすこともあるでしょうが、幼い子どもにはちょっと時間がかかるのかもしれませんね。

検索キーワード: 秋 あき どんぐり コウくん こう 感動 涙 大人向け
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
ざぼんじいさんのかきのき
ざぼんじいさんのかきのき ざぼんじいさんのかきのき
織茂 恭子、すとう あさえ
(2000/09)
岩崎書店
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【最初のぺージ】
ざぼんじいさんのかきのみは、
すごくあまい。
でもね、
ざぼんじいさんは、
いつも、かきをひとりじめ。
「ああ、とろけちまうくらいあまいかき。
わしのだいじなかきは、だれにもやるもんかい」
といいながら、みんなにみせびらかして、
むしゃむしゃたべるんです。
みんなは、ゆびをくわえてみているだけ。

秋にぴったりの絵本。2007年9月12、13日にNHKてれび絵本で取りあげられました。ほるぷ図書館うさぎコース(幼児期)の一冊です。

とにかく、お話が痛快!おもしろいです。わが家の子どもたちも「この絵本、おもしろい!」と言い、何度も「読んで」とせがまれました。

どんどんエスカレートする展開に、「なんでこうなっちゃうの〜!」と思わず本気で嘆いてしまいましたが、最後は納得のいくハッピーエンド。裏表紙の絵でさらにホッと心があたたまります。ひとりじめは、いけませんね!

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同じ織茂恭子さん(絵)の作品です


検索キーワード: あき 秋 かき 柿 ひとりじめ 欲張り 思いやり

テーマ:絵本
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