生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
ヨンイのビニールがさ
ヨンイのビニールがさヨンイのビニールがさ
(2006/05/31)
ユン・ドンジェ、キム・ジェホン

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【最初のぺージ】
ざあーざあー あめが ふる
げつようびの あさ。

出版社より 対象年齢 小学校低学年

韓国の傑作絵本。少し前に読んだ絵本でしたが、図書館で『雨の絵本コーナー』に置いてあったのを再度手に取りました。やはり何度読んでもしみじみ心にしみいる良い作品です。

韓国がまだ豊かでなかった1980年初め、貧しい子どもだけが使った粗末なビニール傘は、主人公の小学生ヨンイにとっては大切なものでした。その傘を勇気をだして雨にぬれた物乞いのおじいさんにさしてあげる心優しいヨンイ。

不思議なことに肝心のその場面がはっきり描かれておらず、もどかしさが残ります。(子どもたちは「えっ!どういうこと??」と目をまんまる!)でもそれがかえって読者の想像力をふるいたたせ、心に残る作品にしているのかもしれません。

傘がきちんと折りたたまれ、凛とそこに置かれているラストシーンは、なんとも言えない清涼感。人って捨てたもんじゃないな。

絵は色彩が地味で暗めながらも限りなく繊細。表紙のビニール傘の質感をご覧ください。透けて少女の後姿がうつっています。見事でしょ?

文章は短いです。しかし、行間を読み、心で感じる力(感性)が育っていないと、この絵本の良さがわからないかもしれません。

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