生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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あかいセミ
あかいセミあかいセミ
(2006/07)
福田 岩緒
文研出版
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【最初のぺージ】
こくごのノートをかいにいった、“はしもと”で、
けしゴムをぬすんでしまった。
でんわではなしているおばちゃんをみたとたん、
もっていたけしゴムをポケットにいれてしまったんだ。

息子(当時小3)と同じ小学校の4年生の子が万引きしました。しかも悪気がなくてやったのではなく、故意に物を盗んだのです。警察に補導されました。実行したのはその子でしたが、周りに友だちが5人いて、誰もその子をとめなかったというのです。

うちの子は、万引きするような子ではありませんが、果たしてその場にいて制止できる子であるかどうか。これはしっかり教育しておかないといけないな、と思った矢先でした。

偶然見つけたこの絵本。タイトルの「あかいセミ」にギョッとしました。 昆虫の絵本かと開いてみると...万引きをした少年の話でした。まるで文学作品のような深い内容の絵本。 少年の罪悪感や焦燥感がひしひしと伝わってきます。 万引きを知った母親とお店のおばさんの対応が心を打ち、 最後は涙で声がつまりました。

普段、私は絵本は『読みっぱなし』です。 「感想はどう?」など、ごちゃごちゃ聞くと余韻が楽しめません。 でもこの絵本は違いました。 お金を払わず店を出ることは絶対にしてはいけないこと、 物を盗むことは悪いことであること、そんなことを懇々と話しました。

ただ、私がそう話さずとも、子どもたちはよくわかっていたようでした。 そして、こう聞いてみました。「もし、友だちがこんなことをしていたら、どうする?」 そうすると、息子(当時小3)はこう言いました。 「お店の人に言う。」

思ったより違う反応がかえってきたので、言い換えてこう言ってみました。 「仲のいい○○くんがこんなことをしていたら、どうする?」 そうすると、「やめろって言う。」 ホッとしました。 「そうだね。ちゃんと止めるんだよ。止めないのは、盗んだのと同じだよ。」

主人公の少年は、自分が悪い事をした後に、 妹との約束を破って傷つけたり、セミのはねをむしり取ったりして、 どんどん悪い人間になっていく実感をします。 悪い人間にはなってはいけない。 作者のメッセージが息子や娘にしっかり伝わりました。

絵本だとわかりやすく子どもに伝わる気がします。 ぜひ小学生のお子さんに読んであげてください!読んだ後は、しっかり親子で話し合われるといいと思います。

検索キーワード: しつけ 万引き
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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