生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
注文の多い料理店
注文の多い料理店注文の多い料理店
(2004/11)
宮沢 賢治、和田 誠
岩崎書店
商品詳細を見る

楽天ブックスで検索

【最初のぺージ】
ふたりのわかい紳士が、すっかりイギリスのへい
たいのかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、
白くまのような犬を二ひきつれて、だいぶ山おくの、
木の葉のかさかさしたとこを、こんなことをいいな
がら、あるいておりました。
「ぜんたい、ここらの山はけしからんね。鳥もけも
のも一ぴきもいやがらん。なんでもかまわないから、
早くタンタアーンと、やってみたいもんだなあ。」
「しかの黄いろなよこっ腹なんぞに、二三ぱつおみ
まいしたら、ずいぶんつうかいだろうねえ。くるくる
まわって、それからどたっとたおれるだろう
ねえ。」
それはだいぶの山おくでした。あんないしてきた
専門の鉄砲うちも、ちょっとまごついて、どこかへ
行ってしまったくらいの山おくでした。

出版社より 対象年齢 小学校低学年から

幼年童話。猟に来た山で二人の紳士がみつけた西洋料理店「山猫軒」。「どなたもどうかお入りください」と書かれた扉をあけると、また扉で、そこにも文字が。たくさんの扉の先に…。オチが何ともおもしろい作品です。大人の私も充分楽しめました。

宮沢賢治の童話は、様々な装丁で出ています。どれも文字が細かくて読みづらい印象しかありませんでした。でも、岩崎書店の「宮沢賢治のおはなし」シリーズ宮沢賢治のおはなしは、違います。

低学年向きの幼年童話として編集されているのです。文字が大きく、人気画家によるさし絵がふんだんに入っています。現代の子どもたちにはなじみにくい言葉には、意味がわかるように脚注がついています。とても読みやすく感動しました!

検索キーワード: 幼年童話
スポンサーサイト
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌