生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
おこだでませんように
おこだでませんようにおこだでませんように
(2008/06)
くすのき しげのり、石井 聖岳
小学館
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【最初のぺージ】
ぼくは いつも おこられる。
いえでも がっこうでも おこられる。

アスペルガーのお子さんをお持ちの大学教授からワークショップで読み聞かせしてもらった絵本です。

怒ってばかりいるつもりはないのに...子どもからは「ママはすぐ怒る」とレッテルを貼られちゃって。悲しいな。母親としての自分の評価と、子どもの目から見た母親の評価にかなりギャップがあります。

いつも太陽のようにニコニコ笑って、あたたかくて優しい母親でありたいと思っていることは思っているのですが...そんな私にぴったりの絵本に出逢いました。怒られてばかりいる子の心の中を描いた絵本。小学校教師でもある作者の実体験がもとになった作品です。

本当に胸があつくなりました。「おこだでませんように」(怒られませんように)と祈るように願う純真な子どもの心が胸に突き刺さりました。最後のページの最後のラインは、泣けます。いじらしくて、泣けます。

子どもの立場からみても、自分の気持ちを代弁してくれる絵本です。おおいに共感することでしょう。子育てに役に立つ絵本です。ぜひたくさんの方々に読んでいただきたいです。

なお、麻布学園・国語科教諭の中島克治氏の著書「小学生のための読解力をつける魔法の本棚」のなかで、「小学生のうちにぜひ読んでおきたい170冊」の一冊(低・中学年向け)として推薦されています。「子どもには言葉にならないもどかしさ、悔しさがあり、この絵本はそれを代弁しています。子ども自身が「あのもどかしさはこういうことだったのか」と気づくことができるのではないでしょうか。」

小学生のための読解力をつける魔法の本棚
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌