生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
時間をまきもどせ!
時間をまきもどせ!時間をまきもどせ!
(2008/10)
ナンシー・エチメンディ
徳間書店
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【最初のぺージ】
1 森で出会った不思議な老人

この話のはじまりは、いつになるんだろう?
まえは、ぼくは「時間とは、ただ過ぎ去っていくものだと
思っていたけれど、どうもそうではないらしい。
だから、「はじまり」がいつかをいうのはむずかしい。
この物語では、そういうこともふくめて、時間の不思議に
ついて話すことになると思う。
つまり、こういうことなんだ。すこしまえ、そう、三週間前の
ぼくは、まだギブ・フィニーという、どこにでもいる男の子だった。
部屋は鳥の巣や、糸のきれたヨーヨー、野球のボール、
食べかけのチョコレート、コンピューターの部品でちらかっている、
ごくごく普通の男の子だったんだ。
<パワー・オブ・アン>がすべてを変えてしまった。足の骨をひどく
おっちゃったのも、いまぼくがギブスをつけて、裏庭で簡易ベッドに
寝ころがり、秋の星空を見上げているのも、そのせいだ。

2009年度 課題図書 中学校の部
出版社より 対象年齢 小学校中・高学年~

小学校中学年以上におすすめの童話。麻布学園・国語科教諭の中島克治氏の著書「中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚」のなかで、「中学生のうちにぜひ読んでおきたい205冊」の一冊として推薦されていました。

中学生のための読解力を伸ばす魔法の本棚

息子(当時小4)と私が顔を見合わせるなり「めちゃくちゃおもしろかったね!!」。特に、後半がハラハラドキドキの展開で、早く結末が知りたくて、ページをめくる手も速くなりました。

失敗を取り消すことができるタイムマシーンをめぐるお話。「ゼリーのように重くなった空気を押しのけるようにして」だとか「イチゴジュースを頭からゆっくりとそそいだみたいだった。」など、愉快な比喩表現が多用されていて、読み手の表現力もアップさせる?おもしろい作品でした。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌