生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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天と地を測った男 伊能忠敬
天と地を測った男天と地を測った男 伊能忠敬
(2003/06)
岡崎 ひでたか
くもん出版
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【最初のぺージ】
1 小さな納屋番

「じい、どうしてしんじまったんだよう……」
三治郎は、砂浜の船のかげで泣いていました。しゃくりあげては、船にこびりついた苔をひっかきました。三治郎はまだ八歳になったばかりでした。
三治郎というのは、伊能忠敬の子どものときの名前です。
死んだじいは、漁師たちが漁に使う道具を入れる納屋の仕事をしていましたが、病気になって三治郎とことばを交わす間もなく、亡くなってしまったのです。
納屋番のじいがいたからこそ、三治郎は、母が死んだときも、父と別れたときも、悲しくて、どうしようもないさびしい日びをすごしてこられたというのに……。
母が死んだときのことを思い出すと、また新しい涙があふれてきました。
母と死に別れたのは、三治郎が六歳のときです。
母の病気が重くなって、母の寝ている部屋に入ってはいけないと、三治郎はきつくいわれていました。母がもう助からないと医者にいわれて、母の部屋によばれたとき、そこには、顔色も変わり、やせこけて別人のようになった母が、横たわっていました。
三治郎は、わっと、母にとりすがって泣きました。

出版社より 対象年齢 小学中級から

小学校高学年におすすめの伝記。自分の足で全国をまわり、日本地図を完成させた伊能忠敬のお話。巻頭に江戸時代 文政4(1821年)に完成した日本地図の写真が載っていました。あまりの正確さ、美しさに、目がまんまるに!

幼い頃より苦労続きの人生。謙虚な人柄で、あらゆる困難にもあきらめない粘り強さ。全国をまわり始めたのは、隠居してから(四十九歳)の偉業です。その頃の49歳といえば、今では定年と同じくらいの歳だそうです。スゴイ!の一言。

巻末には、伊能隊の測量法が紹介されていました。大変な仕事であることがわかりました。子どもたちに読んでもらいたい伝記です。歴史好きの息子(当時小5)も感心しながら読みました。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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