生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)
オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)
(2005/06/23)
ミシェル ペイヴァー
評論社
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【最初のぺージ】
トラクは、ハッとして目をさました。うっかり眠ってしまったらしい。
たき火の炎が小さくなっている。トラクは、かすかな光の中にうずくまり、あたりをおおう暗い森を見回した。何も見えないし、何も聞こえない。あいつはもどってきてるのだろうか?どこかにひそんでいて、血に飢えた燃えるような目で、ようすをうかがっているのではないだろうか?
体に力が入らず、寒かった。何か食べないとまいってしまうだろう。腕も痛むし、疲れた目はチクチクする。

厚生労働省社会保障審議会推薦

小学校高学年以上におすすめのファンタジー。「クロニクル 千古の闇シリーズクロニクル 千古の闇シリーズ」は、全6巻。紀元前4000年の太古の森を舞台にくりひろげられる、壮大なスケールの物語。正義が悪をたおすストーリー。独特の世界観なので、なじむのに時間がかかりましたが、3/4を過ぎたくらいから手に汗にぎる展開で、ページをめくる手が速くなりました。

なお、シリーズ完結編『決戦のとき』が、2011年ガーディアン賞を受賞しました。ガーディアン賞は、カーネギー賞とならぶイギリスの二大児童文学賞の一つです。1年間に刊行された、もっともすぐれたフィクションにあたえられる、たいへん栄誉ある賞です。イギリスの新聞ガーディアン紙The Guardianが主催しています。

決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)

最後に、極めて個人的な感想ですが、画家 酒井駒子さんの表紙画は、少し違和感がありました。オオカミの絵はまだしも、主人公の男の子は似ても似つかない印象です。ざらつきが目立つ挿絵もわかりにくいので、イライラがつのりました。

なお、『一生、読書好きになる本の選び方』で、国語専科教室の工藤順一氏が、この本を推薦されていました。ファンタジー作品の、現実とはかけ離れた創作の世界を頭の中で作る作業は、抽象的な概念の理解や思考力を育てる上でとても有効です。この本については、「人間は『背高しっぽなし』、火は『熱くてまぶしくてかみつくもの』などオオカミの視点から見た表現も新鮮な印象を与え、子どもの言葉への関心を刺激します」と書かれていました。

最新版・一生、読書好きになる本の選び方 (学研ムック)
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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