生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
ママがおこるとかなしいの
ママがおこるとかなしいのママがおこるとかなしいの
(2006/08)
せがわ ふみこ、モチヅキ マリ
金の星社
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【最初のぺージ】
このあいだ なかよしのたっくんと けんかした

出版社より 対象年齢 2・3歳向き

親子のコミュニケーションに役立つ絵本です。ピアノの練習をしているメグちゃん。どうしてもうまくひけません。「もうピアノなんかいやだ!」とメグちゃん。泣き出してしまいます。

さて、あなたなら、何と声掛けしますか?冷静に子どもに向きあえますか?ピアノを英語に変えてみてください。

私たちはもう『大人』なんだから、小さな子どもと『対等』に怒りをぶつけあっても、何の解決にもなりません。絵本のなかのお母さんは、こう言います。「メグちゃんのおこりんぼ! そんなにいやならやめちゃいなさい。

後がきにはこうあります。人はいやな気持ちになると、相手に怒りをぶつけたくなります。怒りも感情のひとつでわるいわけではありませんが、実は怒りの感情の下には、「悲しみ」「不安」「恐れ」「心配」などが隠れています。

おばあちゃんから言われたことを思い出すメグちゃん。心の奥底にある本当に気持ちを伝え、お母さんの心に訴えかけます。「メグはほんとうはくやしいんだよ!ピアノがほんとはすきなんだよ!ママがおこるともっとかなしくなるんだよ!

子どもが混乱し、感情的になっている時は、共感しながら話を聞いてあげることが肝要です。親は賢くないといけません。

ママがおこるとかなしいの」は、親子のコミュニケーションに役立つ絵本です。うちの娘(当時小3)もじっと耳をかたむけて聞いていました。「キツイお母さんだね」と一言。私は娘にはこんな接し方をしたことがありません。絵本の中で擬似体験をして、きっと悲しかったんだと思います。

2・3歳向きとありましたが、園児、小学生にもおすすめです。繊細な鉛筆画もとても綺麗です。
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