生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
ふわりん
ふわりんふわりん
(1998/05)
カルメン・クルツ
徳間書店
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【最初のぺージ】
ふわりんは、天使や、森の小人に似ています。けれど、天使でも小人でもありません。
ずっとずっとむかしから今まで、かぞえきれないくらいたくさんのふわりんが、兄弟のように、なかよくくらしてきました。みんなふわりんという名前で、ひとりひとりには名前がありません。お母さんのおなかの中にいたときに死んでしまって、名前をつけてもらえなかったからです。ふわりんというのは、いろんな理由で、この世に生まれてくる前に死んでしまった、小さな小さな子どもたちのことなのです。
お父さんとお母さんに、生まれてくるのを待ちのぞまれていた子も、そうでなかった子も、ふわりんになると、『楽園』というところでくらします。『楽園』では、なやんだり、苦しんだりすることはありません。つらいことや、かなしいことがおこらないからです。そして、どこへでも、自由に行くことができます。もちろん、人間の世界に行くこともです。

小学校中学年におすすめの本。娘(当時小4)が「すっごくおもしろい!!」と興奮して何度も言うので、私も読みました。

この世に生まれることができなかった子ども、ふわりんのお話。作者は、たくさんの賞を取った有名なスペインの作家だそうです。読み終わって、心がほわっとあたたかくなりました。ふわりんは、愛の化身といったところでしょうか。絶対にうそをつかず、裏切らず、愛でいっぱいの存在です。

娘も、この本から、無意識のうちに愛をたくさん受け取ったことでしょう。子どもの心の安定を促す、良い作品でした。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌