![]() | パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 盗まれた雷撃 (2006/03) リック・リオーダン ほるぷ出版 商品詳細を見る ⇒楽天ブックスで検索 |
【最初のぺージ】
おれだって望んでハーフに生まれたわけじゃない。
もし君が、自分もハーフかも、と思ってこの本を読んでいるなら、すぐにこの本を閉じること。そして、親が君の生まれについて語る嘘を信じて、ふつうの生活を送ること。
ハーフは危険な目に合う。恐怖の連続だし、たいていの場合、苦しい、いやな死に方をする。
君がふつうの子で、この本を作り話と思って読んでいるなら、けっこう。どんどん読んでほしい。この本のなかみがどれも作り話だと思えるなんて、うらやましい。
けど、もしこの本を読んでいて思い当たるところがあるなら―みょうな胸騒ぎがするなら―すぐに読むのをやめること。君もハーフかもしれない。しかも、自分でそれに気づいてしまったら、「やつら」が気づくのも時間の問題。君をさがしにくる。
おれはちゃんと警告したぞ。
全国学校図書館協議会選定図書
出版社より 対象年齢 ヤングアダルト
小学校高学年以上におすすめの冒険ファンタジー。『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズ
息子(当時小6)が「めちゃくちゃおもしろい!!」を連発するので、私も読みました。本当に、最初から最後までハラハラドキドキの連続。おもしろすぎる!!527ページのぶ厚い本を、寝る間を惜しんで読みました(2日間かかりましたが)。
ギリシャ神話とミステリーが融合した物語。神々がアメリカに!?ハーフって!?何とも設定がおもしろい。
主人公のパーシー少年(12歳)の勇気と素直さ。脇役のユニークなキャラクター。化け物たちとの派手な闘い。時にはクスッと笑えるジョークもちりばめてあって、飽きません。クライマックスの謎解きが早く知りたくて、ページをめくる手がとまりませんでした。
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