生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
イソップのおはなし
イソップのおはなしイソップのおはなし
(2010/11)
小出 正吾、三好 碩也
のら書店
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【最初のページ】
ウサギとカメ

ある日、ウサギがカメにいいました。
「おい、カメさんよ。きみの足は、どうして、そんなに
みじかいんだい。それじゃ、のろいのも、むりはないな。」
ところが、カメは、いいました。
「そんなにばかにするのなら、ひとつ、きょうそうして
みよう。きみが、どんなにはやかろうと、かつのは、ぼ
くにきまってるさ。」
ウサギは、こんなのろいやつをあいてに、きょうそう
するなんて、ばかげたはなしだとおもいましたが、
「よし、そういうのなら、やってみよう。」
とおもしろはんぶんにいいました。

出版社より 対象年齢 5歳から

小学3~4年生におすすめの本。出版社は対象年齢を5歳からとしていますが、親が読んであげるなら5歳からという意味でしょうか。自分で読むには、文字も小さく量もあるので、うちの子が5歳だったら、読みたがらないと思います。

娘は、小4で読みました。55話の代表作がおさめられています。「ウサギとカメ」「北風とたいよう」「町のネズミといなかのネズミ」「木こりと金のおの」など、なじみのあるお話もいくつかありましたが、知らないお話もたくさんあったようです。

イソップの本のなかには、教訓を話の終わりに書き加えてあるものも見かけます。この本では、終わりの教訓の付記は省いて、自由に解釈できるように試みたとあります。その点も、読者には感じ方に制限がなく、気に入っています。

挿絵は微細で美しく、ふんだんに使われています。楽しい絵にひきつけられて読書も進んだようです。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌