生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ティムール国のゾウ使い
ティムール国のゾウ使いティムール国のゾウ使い
(2010/03/16)
ジェラルディン・マコックラン
小学館
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【最初のページ】
第1章 怪物あらわる

少年ラスティには、神といなずまのはかには、こわいものなどなにもなかった。だって、ラスティは、いさましいモンゴル人じゃないか?ずっと旅をつづける遊牧民、ノマドとしてこの世に生まれたのだ。おぼえているかぎりの最初の記憶は、鞍につけられたゆりかごにねかされ、馬にゆられてねむり、前進をつづける遊牧民の音とにおいのなかでめざめたことだった。つまり、ラスティのこれまでの人生は、ひとつづきの長い旅だった。というより、都や街をおそい、次々にわが手におさめていくティムールさまにつきしたがう、長い馬上の旅だったのだ。夜が大地に口づけしたところに、天幕をはってねむる。そこがラスティの「家」だった。
だから、ラスティは街にずっとすんでいるやつらを軽蔑していた。いままでのラスティの人生といっても、たかだか十二年という短いものだったが、ずいぶんたくさんの都や街を見てきたものだ。けれど、どんなにすばらしい街であっても、そこにずっとすんでいるやつらのことを思うと、はきけがしてきた。

小学校高学年におすすめの本。14世紀の中央アジアが舞台。12歳の少年戦士と奴隷の少年の過酷な運命。息子(当時小6)に薦められて読みました。非常に胸を打つ物語で、息子が「感動した」というのもよくわかりました。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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