生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
秘密のスイーツ
秘密のスイーツ秘密のスイーツ
(2010/12/21)
林真理子
ポプラ社
商品詳細を見る

楽天ブックスで検索

【最初のページ】
1 お母さんなんて大嫌い

この町はあんまり好きじゃないと、理沙は思った。
おじいちゃんとおばあちゃんの住んでいるところとして、たまに遊びにくるくらいだったらよかったけど、住むとなったら話は別だ。昔からの町で、中心部には古い家が並んでいる。そうかと思うと、ちょっとはずれたところには新しい家がいっぱいだ。つまり中途はんぱってこと。中途はんぱってつまらない。安っぽい感じがする。
ま、どこへ引っ越そうと、理沙は気に食わなかっただろうけど……。
「新しい学校に行けば、リサも気分が変わってまた元気になると思うわ」

出版社より 対象年齢 小学校高学年~

当時小4の娘が読んで感動した本。ぶ厚い本ではありませんので、すぐに読めました。息子(当時小6)にも読んでほしかったのですが、文字は大きめで行間が広いので、「読みにくい」と言って読みませんでした。

林真理子さんが初めて書いた児童書ということで注目。恵まれた現代を生きる甘ったれた理沙と、厳しい戦時下を必死で生きる雪子の対照が際立っていました。小さな子なりに、戦争についても考えてさせられる良書です。

最後の雪子の手紙にホロリとしました。
スポンサーサイト
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌