生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
ティナのおるすばん
ティナのおるすばんティナのおるすばん
(2002/07)
イリーナ・コルシュノフ
徳間書店
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【最初のページ】
1 一日のはじまり

ティナは、朝、おかあさんに起こしてもらうのが、好きです。ねむっていると、ほっぺたにおかあさんのあたたかい手がさわり、おかあさんの声がきこえてきます。「ティナ、起きなさい。朝よ。」
こうやって起こしてもらうのは、とてもいい気持ちです。
でも、けさは「ティナ、起きなさい。」という声はきこえませんでした。けさティナを起こしたのは、ジリジリジリジリジリという、耳をつんざくようないやな音。こんなふうに起こされたのでは、ちっとも気もちよくありません。
ティナは、どきっとして、ベッドからとび出しました。カーテンのすきまから、朝日がひとすじ、青いたんすにさしていました。

小学校中学年におすすめの本。主人公のティナは8歳。留守番中にとんでもないことばかり起こってしまいます。子どもの気持ちを巧みに描いたドイツ児童文学の傑作です。

時空を超えるファンタジーでもなく、ごく普通の日常を描いた作品なのに、どうしてこんなにおもしろい!!娘(当時小4)も同感。ドイツにおける人種差別や社会情勢もちりばめてあり、大変読みごたえがありました。おすすめです!
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌