生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ナゲキバト
ナゲキバトナゲキバト
(2006/04)
ラリー・バークダル
あすなろ書房
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【最初のページ】
第1章 祖父との暮らし

ミシシッピー川のほとりに、ハニバルという町がある。あの『トム・ソーヤの冒険』の舞台になった小さな町だが、私の名前ハニバルは、ここからもらったものだ。トム・ソーヤ好きの祖父がつけてくれた。
私は九歳のときに両親を交通事故でなくし、祖父にひきとられた。それは、一九五九年の春。長かった冬が終わり、ようやく雪がとけてチューリップが咲きはじめていた。
私は祖父の次男の息子だった。祖父の名はポーター・ヒュイッシュ。友人たちからはポートと呼ばれていたが、私はポップ(おやじさん、の意もある)と呼ぶことにした。祖父がみんなそう呼んでいるよ、おまえもそうしなさい、と言ったからだ。「みんな」というのは、わたしのいとこや、おじ、おばたち―五十をこえた人もいた―のことだったろう。

出版社より 対象年齢 中学生~一般

小学校高学年以上におすすめの本。書評レビューが非常に良かったので読みました。息子(当時小6)は「最後の最後で感動した!」と言い、私も読むように薦められました。

静かな感動をよぶ作品です。宗教観や人生哲学が根底に流れ、「生きること」の難しさ、素晴らしさを教えられました。

祖父が語るお話の中で、猛火の中でたった一人しか助けられないと悟った父親が、素行の良い兄と悪い弟、どちらを助けたか…というのがありました。この答えと理由を知った時、頭をガーンと殴られたような衝撃が走りました。

息子は、「嘘をついてはいけないこと」「悪い友だちとはつき合ってはいけないこと」等を行間から感じ取ったことでしょう。ほんの125ページの短いお話でしたが、じわじわと感動が広がる良書でした。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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