生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
おれのおばさん (集英社文庫)
おれのおばさん (集英社文庫)おれのおばさん (集英社文庫)
(2013/03/19)
佐川 光晴
集英社
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【最初のページ】
ぼく、わたし、おれ、わし。我輩、拙者、俺様。英語ではIだけですませる一人称が、日本語にはいまあげただけで七つもある。
ぼくは、ずっと「ぼく」だった。学校や家では「おれ」と言っていたけれど、それは親や友達の前でのことで、ひとりでいるとき、ぼくは自分を「ぼく」だと思っていた。そう気づいたのは、小学五年生のバレンタインデーだ。夕方、塾に行くしたくをしていると、クラスの女の子が家に来て、ぼくは花模様の紙包みをわたされた。
できたばかりのマンションに引っ越してきた子で、とてもかわいいし、おしゃれで、勉強もよくできる。玄関で一部始終を見ていた母は彼女が気に入らなかったようだが、初めてもらうバレンタインチョコでもあり、ぼくはとにかくうれしかった。
〈わたしは陽介くんのことが大好きです。わたしも中学は私立に行くので、学校は別々になっても、ときどき電話やメールで連絡できたらうれしいし、駅のホームで見かけたときは手をふるね。

第26回(2010年) 坪田譲治文学賞受賞作

中学生が主人公の大人向けの青春小説。名門私立中に通っていた男の子が、父親の逮捕を経て児童養護施設へと人生の転落。人生の葛藤やいろいろな大人の生きざまが生き生きと胸に迫ってきます。

中学2年生の男子が主人公だったので感情移入しやすかったのでしょうか、息子(当時中2)が「ものすごくおもしろい!はまってしまった!」と言ってあっという間に読んでしまいました。

息子に薦められて読みましたが、物語は淡々と進む感じ。特に涙したり感動したりすることはなかったので私好みではありませんでしたが、息子にとっては良い「人生勉強」になったと思います。

続編もあります。

おれたちの青空  
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テーマ:絵本
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