生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
ひまわりのかっちゃん
ひまわりのかっちゃん (講談社青い鳥文庫)ひまわりのかっちゃん
(講談社 青い鳥文庫)
(2010/05/15)
西川 つかさ、宮尾 和孝
講談社
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【最初のページ】
1 ひとりぼっち

小学校一年の終業式の日のことだった。
学校が終わったかっちゃんは、担任の伊藤先生とふたりで家に帰ることになった。
伊藤先生は若くてきれいな女の先生で、そのうえとてもやさしくしてくれたので、かっちゃんは大好きだった。
伊藤先生は、かっちゃんとならんで歩こうとしてくれるのだけれど、かっちゃんはわざとおくれて歩いた。
そうすれば、風を受けて流れてくる伊藤先生のお化粧のいい匂いをかぐことができるからだ。
「せんせい、なして(どうして)、かっちゃんとウチさ行ぐの?」
ようやく遅い春が来て、雪解けの水でぬかるむ道を、足の大きさよりずいぶん大きなぶかぶかした長靴をはいたかっちゃんは、うれしさをかくし切れない笑顔で聞いた。
学校のみんなに人気のある伊藤先生とふたりきりで外を歩いていることが、なにか特別な扱いを受けているようで、とても誇らしい気持ちだったのだ。

出版社より 対象年齢 小学中級から

特殊学級にいた少年の笑いと涙の物語。小5の春に出会った担任の先生の情熱あふれる指導で、大きく人生が変わります。

娘(当時小6)に勧められて私も読みました。100%実話の自伝小説だなんて、驚きました。なんて過酷な半生をおくられたのでしょう。世のお母さんが森田先生のように子どもを育てたら、きっと素晴らしい世の中になるでしょう。子育て・教育の大きなヒントになる本だと思いました。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌