生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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もういちど家族になる日まで
もういちど家族になる日までもういちど家族になる日まで
(2011/12/17)
スザンヌ・ラフルーア
徳間書店
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【最初のページ】
さいしょのうちは、おままごとみたいで楽しかった。
一日に三回、クラッカーにチーズをのせて食べた。
一日じゅう、テレビで好きな番組を見た。
クラッカーとチーズの夕食……テレビ……クラッカーとチーズの昼食……テレビ……クラッカーとチーズの昼食……テレビ……寝る。
三日目まではだいじょうぶだった。
だけど、チーズがなくなった。
冷蔵庫の中をのぞいてみる。野菜室には、ぬるぬるになったレタスと、くさくなったニンジンしか入っていない。棚には牛乳の容器があった。ふたを開けてみる。これもひどいにおいがしたから、もとどおりふたを閉めて、冷蔵庫の奥に押しこんだ。
自分の部屋に行って、お菓子が残ってないか探した。チョコレートのかかったクッキーをふたつ、ジリーにあげようとお皿にのせておいたのを思い出したから。ベッドわきのテーブルの下の棚をのぞく。前は、妹のサヴァナがいつもここにジリーにあげるおやつを置いていた。そのころクッキーはなくなっていたけど、今もジリーが来るとは思えない。サヴァナは自分でクッキーを食べてたんだろうし。

家族を事故で失い、母に置いていかれ、心に深い傷を負った11歳の少女が、まわりの人々のやさしさに包まれ、少しずつ立ち直っていく姿を描く感動の物語。2010年カーネギー賞候補、2010年チルドレンズ・ブック賞高学年向け部門最終候補になった作品だそうです。

娘(当時小6)が「ものすごくよかった」と言うので、私も読みました。臨場感にあふれ、最初からぐいぐい惹きこまれて何度も涙を流しながら一気に読破。サンクスギビングディナーの場面が一番心に残っています。食にこだわる私は、アメリカの人々の普段の食卓も興味深く読みました。

高学年の女の子にぜひ読んでもらいたい作品です。同世代の主人公の【不運】【悲しみ】【苦しみ】を疑似体験できるのは読書の醍醐味です。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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