生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ぼくと英語とニワトリと
ぼくと英語とニワトリとぼくと英語とニワトリと
(2002/02)
宮根 宏明
PHP研究所
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【最初のページ】
(勉強がわからん)
洋介はこのごろなにをしていても、そのことが頭からはなれない。とくに、英語はどうにも手のつけようがなかった。ニワトリ小屋のうず高くつもったフンを一輪車につみながら、ためいきをついた。英語の教科書は明るいコミック調の表紙だが、それがおそろしいもののように目にうかぶ。
(ええい、放っておけ、勉強なんて)
洋介はスコップをグサッとフンの山につきたてた。小さな虫がワーンと羽音を立ててとびたち、体にまとわりついてくる。フンは、水気をふくんでじっとりと重い。ねばりもあって、スコップを使うのにはけっこう力がいった。
一輪車に投げこまれたフンが、ベタッ、ベタッと音を立てる。フンの中からハチのような虫やウジ虫がはいでてくる。中には、その中間のようなへんな形をした虫もいる。強力な殺虫剤を使えばこんな虫になやまされることもないのだが、父は小屋の中でそれを使うことをきらった。エサに酵素をまぜる方法を取っているが、ウジ虫がわくのを完全におさえることはできない。

養鶏を営む農家の一人息子・洋介が、町の中学校に入学して、新しい生活に戸惑い悩みなから成長していく姿を、生活感あふれる描写で追った青春ストーリー。現代の農業の問題や、中学生の勉強の悩み、いじめ、恋などをうきぼりにした作者渾身の感動作。(出版社の解説)。

主人公が中学生なので、息子(当時中2)に読ませようとしました。しかし、「字が大きい」と言って読もうとしませんでした。確かに、中学生が読むには活字が大きめでページ数も少ないかもしれません。

娘(当時小6)が読んだら、「ものすごくよかった!!」と感動。「主人公の前向きな姿が心に響いた」と言っていました。私も読みましたが、現実的な臨場感あふれる内容で、あっという間に読めました。養鶏や農家の事情も興味深かったです。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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