生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
お父さんのバイオリン
お父さんのバイオリンお父さんのバイオリン
(2011/11/16)
ほしおさなえ
徳間書店
商品詳細を見る

楽天ブックスで検索

【最初のページ】
1章 楽団

その日は虹が出た。梅雨どちの蒸し暑い日で、夕方ぱらぱらと小雨が降って、あがったと思ったらうっすらと虹が出た。梢ははじめ団地の給水塔越しに虹を見つけ、あわてて空が開けた公園まで走った。
最初は薄かった色がだんだん濃くなり、しかも二重になっている。大きなしゃぼん玉みたいだ。梢は、息をつきながら虹をながめた。不思議なことだ。なにもないはずの空に、あんなにはっきりといくつもの色が描かれるなんて。
団地の人たちだろうか、まわりにも同じように虹を見つめている人たちがいた。ジョギング中らしいトレーニングウェアのおじさんや、買い物袋をさげて立ち話していたおばさんたち、犬を連れた人。みんな立ち止まって、吸い寄せられるように空を見ている。

第24回読書感想画中央コンクール指定図書(小学校高学年の部)

出版社より 対象年齢 小学校高学年から

あることがきっかけでバイオリンが弾けなくなった小学6年生の主人公。母の田舎で過ごしながら、亡き父との絆を見つめ直し、立ち直っていくさわやかでちょっぴり不思議な物語。

娘(当時小6)が「すごくよかった!」と言うので、私も読みました。ものすごく繊細でみずみずしい作品で、細やかな感性を持つ女の子が読むのにぴったりの作品だと思いました。「あり得ない」とはわかっていながら、ポロポロと泣いてしまいました。感動しました。
スポンサーサイト
テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。