生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
夏のとびら
夏のとびら夏のとびら
(2006/10)
泉 啓子
あかね書房
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【最初のページ】
(大樹ったら、なんでいつも、ああへらへらしてんだろっ。みんなからあれだけいわれて、くやしくないんだろか?)
わたしにはカンケ―ないと思いつつ、イライラ気分はおさまらない。
六月に入って初めての月曜日。六時間目のHRは、各班が五月中に書いた班ノートの中から、それぞれ問題になったことや反省点を発表して、クラス全体で話しあうことになった。そうじや給食当番のしかた、授業中の態度・・・・・・一班から順にいろいろ出された。私たち三班も班長の中島くんが先週の自習時間にみんなでさわいだことなど、正直に報告した。ところが、いざ五班の番になって、班長の大樹が「なにもありません」といったから、大さわぎになった。なんせ五班といえば、クラス一の問題班なんだから・・・・・・。
「なにもないって、まさかなにも書いてないってことですか?」
司会の谷くんがびっくりした顔で聞き返した。
「あ、うん、まあ・・・・・・」
大樹が班ノートをぺらぺらめくって見せると、ほんとにどのページもまっ白だった。
「けど、班ノートは毎日交代で書くことになってるでしょ?」
「うちは班長がぜーんぶ書くことになってんだよなあ?川辺大樹班長」
吉住くんがへらへらした調子でいうと、今村くんも「そうそう」と無責任にうなずいた。

全国学校図書館協議会選定基本図書

出版社より 対象年齢 小学校高学年以上

小学6年生にぴったりの本。主人公はミニバスケットに燃える小学6年生の女の子。優秀な兄の逮捕をきっかけに家族がバラバラになり、主人公の気持ちや生活に大きな影響を与えるようになります。

娘(当時小6)が「すごくよかった」というので私も読みました。お話が非常にリアルで心理描写が巧み。感情移入するのに時間はかかりませんでした。ちょうど息子(当時中2)の反抗と重なって身がつまされる思いで読みました。ものすごくよかったです。
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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌