生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ふたり
ふたり (新潮文庫)ふたり
(新潮文庫)
(1991/11/28)
赤川 次郎
新潮社
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【最初のページ】
1 姉妹
そろそろ来るな、と思ったとたん、階下から、
「早くしなさいよ」
と、母の声が聞こえた。「二人とも!」
千津子は、もう制服のネクタイを結びながら、
「はーい」
と、大声で返事をした。
お母さんたら、ご機嫌が悪い。千津子は、毎朝、ラジオの時報のように、ちゃんと決った時間に聞こえて来るあの一声で、母親の気分を察することができた。
まあ、それも理由のないことではない。お父さんが出張で、もう一週間も帰らないからで、お母さんは、
「いなくて静かでいいわ」

中学生におすすめの小説。娘(当時中1)が「結構よかった」と言ったので私も読みました。

悲劇の事故で死んでしまった姉の声が頭の中で聞こえてくるようになった少女(中2)。家族の死で苦しみ続ける一家が次第にバラバラになっていきます。暗い要素がいくつかありましたが、一つ一つ乗り越えて強くなっていく少女に静かな感動を覚えました。
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