生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
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ぼくのメジャースプーン
ぼくのメジャースプーンぼくのメジャースプーン
(講談社文庫)

(2009/04/15)
辻村 深月

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【最初のページ】
薄く伸びた秋の日差しが、歩くぼくの影をうっすら地面に映し出す。
少し乾いた感じのする空気に背中を押されるようにして、ぼくは鉄でできたおもそうな門をくぐる。
すぐ横には、まるで交番みたいな小屋があって、制服を来た男の人が座っていた。通りすぎるぼくをチラと見る。門番みたいな、警察官みたいなその目をかいくぐるようにして、顔を伏せて歩く。この人につまみ出されたらどうしようと気が気じゃなかったけど、それはどうやらクリアできる問題だったらしい。この大学は同じ敷地の中に付属小学校がある。ぼくをそこの子どもだと勘違いしてくれたのか、呼び止められたりはしなかった。
ただ、そうなると、気になるのはぼくと同じ年くらいの付属小の子たちの目だった。難しいテストを受けて、厳しい倍率をくぐり抜け、ここに入学した国立小学校の子たち。

大人向け小説。主人公は小学4年生。学校で起きる事件について書かれていますので、中3(当時)の息子も抵抗なく読めました。最初は「無駄に長い...!」と文句を言っていた息子ですが、私同様、結末を早く知りたくて途中からページをめくる手が止まらなかったようです。

もしも自分が実際に事件の被害者になれば、憎い犯人や罪に対してどう対峙すればいいのか。復讐とは何か。とくと考えさせられました。書かれていない秋山先生の犯人に対する決め手のセリフや犯人のその後をあれやこれやと想像しながら、余韻にひたっています。うんと考えさせられる内容で、すごくよかったので、娘(当時中1)にも読ませたいと思っています。
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