生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
じごくのそうべえ
じごくのそうべえ じごくのそうべえ
田島 征彦 (1978/01)
童心社
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【最初のぺージ】
とざい とうざい。
かるわざしの そうべえ。
いっせいちだいの かるわざでござあい。
こちらの松のえだから、
むこうに見えまする 酒ぐらのやねまで、
みごと わたりおおせますれば、
ごかっさいを。
そうれ。
ペペン ペンペン ペーン

第1回絵本にっぽん賞受賞
全国学校図書館協議会選定「よい絵本」
絵本ナビの配本6~7歳コース

桂米朝・上方落語・地獄八景より。子ども向け落語絵本です。

私の好みとはうらはらに、子どもに非常に受けた絵本でした。娘(当時年長)は保育所で読んでもらってなじみがあったようで、特に気に入っています。娘は読み込むうちに、最初の10ぺージくらいを覚えてしまい、絵本を開かずにスラスラ暗唱します。とりわけ、「とざい とうざい」から始まる最初のぺージが好きみたいです。

すごく感心するのは、この一節。「糸よりほそい声をあげ おおおおい」。「糸よりほそい声ってどんなの?」自分なりに工夫して、いろいろ声色をためし、今では臨場感たっぷりの地獄に鳴り響く「糸よりほそい声」がでます(笑)。

娘は読み聞かせの時も、私にさわらせてくれません。自分が読むと言い張って聞かないのです。「しんどい~!」と言いながらも、最初から最後まで読んで聞かせてくれます。

鬼から「ぶー」とおならが出るシーンにわらいころげていました。鬼のセリフもおもしろいらしく、大声で真似しておりました。関西弁で書かれた文章は、関西弁を話す私にでも難しいですが、何回も読むうちに絶妙な「間」まで会得するかもしれません。

こわいもの見たさなのでしょうか。子どもって、地獄が出てくる絵本に異常に興味を示しませんか?うちには、「公文の子どもとよむ日本の昔ばなしセット」があるのですが、その中でも一番気に入っているのが「えんまさまのしっぱい」。何度も何度も読まされました。今でも思い出したように本棚から出してきては「読んで」とせがまれる一冊なのです。

えんまさまのしっぱい」は文章が長くありません。標準語で書かれているので、幼いお子様へ読みやすいかもしれないですね。

 

検索キーワード: 落語絵本 そうべえ 関西弁 地獄 鬼
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テーマ:絵本
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