生後2週間から白黒絵本で読み聞かせを始め、何千冊と読み聞かせしてきました。絵本の読み聞かせは、選書が命です。優れた絵本との出合いは、美意識を育て、本物を見分ける力を養います。将来の骨太な読書力につながる良い絵本を集めました。ゆっくりお楽しみくださいね♪
あのときすきになったよ
あのときすきになったよあのときすきになったよ
(1998/05)
薫 くみこ、飯野 和好
教育画劇
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【最初のぺージ】
わたしの せきは はじっこで、
うしろの せきに しっこさんが いる。
ほんとは 「きくち まりか」なんだけど、
おしっこ もらしてばっかりいるから
「しっこ」って なまえに されちゃった。
でも、わたしは「きくちさん」って よぶ。
ときどき こころの中で
「しっこ」って よぶけど……。
こころの中で いうのは
だれにも きこえないからね。

全国学校図書館協議会選定 「よい絵本」

心にガツンと響いた絵本。最後のほうは、涙でうるうるきちゃいました。こんな良い絵本があったなんて今まで知りませんでした。親子で大変気に入った絵本です。場面は学校です(1年2組)。小学生への読み聞かせにぴったりではないでしょうか。

なんとなく避けられている子って、私の時代もいました。変なあだ名をつけられて、からかわれて...子どもって、残酷です。この絵本が心に響いたのは無意識に子どものころを思い出したからでしょうね。(ちなみに、私はそんな子を守る女番長みたいな役回りでした...笑)

飯野和好さんのド迫力でキョーレツな絵もこの絵本の魅力ですが、なんといっても薫くみこさんの容赦なく人の内面をえぐる文面が冴えています。しっこさんが最後に起こした勇気ある行動には、思わず泣けました。友情って、友だちって、いいもんだなあ。「しっこさん」から「まりかちゃん」に変わっているんですよね、最後は。

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テーマ:絵本
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