必ずしも配本された絵本が気に入るとは限りません。「おもしろくない」と思った絵本は読み聞かせるのも苦痛です。いっぽう、配本されない絵本の中にも優れた絵本はたくさんあります。何千冊と読み聞かせしてきた中で、良い本だけを集めました。ゆっくりお楽しみくださいね。
ジェインのもうふ
ジェインのもうふ―アメリカのどうわジェインのもうふ
(1971/03)
アーサー・ミラー、アル・パーカー
偕成社
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楽天ブックスで検索ジェインのもうふ―アメリカのどうわ

【最初のぺージ】
ジェインという
おんなのこが いました。
やっと はいはいが できる
あかちゃんです。
ジェインの もうふは、
ピンクで、ふんわりして、
あったかーい
あかちゃんもうふです。

出版社より 対象年齢 小学校初級から

『セールスマンの死』で、トニー賞とピュリッツァー賞を受賞した有名なアメリカの劇作家アーサー・ミラーが初めて子どものために書いた童話です。

(幼年)童話は、今ではほとんど読み聞かせすることはなく、子どもたちが自分で読みます(小3と小1)。ただし、このロングセラーの名作『ジェインのもうふ』だけは、親の私も一緒に楽しみたくて読み聞かせすることにしました。一晩で読んだので、かなり体力を消耗しましたが...やはり心に残るよい作品だと思いました。

お気に入りのピンクのもうふ。絶対寝る時はこれがなきゃ安心して眠れない。そんな気持ちが子どもたちの共感を呼びます。うちの息子は、この間まで、寝るときにピカチューのぬいぐるみを抱いて離さなかったですから。

物語の主人公のジェインが、大好きな毛布から自立する成長の様子を目を細めるようにして読みました。さすがアーサー・ミラーです。心の描写やセリフが素晴らしい。こだわるジェインに対するお母さんのセリフや態度に共感しました^^。

挿絵も印象的でした。。中身は白黒ですが、毛布だけピンクで色づけされています。ボロボロの切れ端になってしまった毛布のラスト(使い道)は感動的でした。

後書きにもありましたが、お父さんがジェインに掛ける言葉はゆっくり読み聞かせたいところ。「ジェインがもうふのことをおもいだすと、もうふはまたジェインのものになるんだよ。」毛布はなくなっても、心の中で宝物として永遠に生き続けるでしょう。

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テーマ:絵本
ジャンル:本・雑誌
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